昨年11月頃、東京駅へ降りてみると
あれよこれよと、至るところに広告が。
大きな広告や看板すべてが、
東京という外観を築きあげているようで。
福島から東京へと向かう途中、
東北新幹線の窓から眺めても思ったが、
栄えている市町村・地方ほど、
その景観は全国にあふれる家電量販店や
飲食店などの看板であふれかえっておる。
ぱっとみた感じでは
その地域の特性や特徴などほとんど分からない。
どこに行っても同じような表情で
景観におもしろさがない。
これでは景観そのものを、
視点を変えてみることのできる人間にしか
街を歩く楽しみはきっとない。
情報が多すぎる時代といえど、
インターネットやウェブの情報量は、
自身の手によってある程度調整できる。
しかしながら、
街にあふれる広告や看板というのは
いくら避けていても、
目にしなければならない場合も多い。
公共の場にでてくる以上、
広告ポスターや看板などもすべて
見やすくて心地のよいものであってほしいと思っている。