つまり、私自身の話を少々。。
通常、カメラマンになるには、専門学校や芸術大学の写真科を出て、
スタジオに入るか、プロカメラマンのアシスタントか?
まーそんな流れが一般的です!
ボクは、上記のような流れを一切経験してません。
以前、レンタルポジを扱う、ボンカラーフォトエイジェンシー(今はありません)
の営業をやっていました。
プロカメラマンが撮影したポジフィルム(4×5、ブルーニー)を広告会社や、
印刷会社へレンタルしする仕事でした。
この頃は、ひたすら写真を見て選ぶ仕事をしてました。
毎日、何万枚もの写真を見るんです。
10枚を1秒ぐらいのスピードで見るんです。
この仕事で、写真を見る能力や、ポイントは養ったと思います。
そんなある日、クライアントから「環境問題で使うので、汚れた川や伐採された山の写真ない?」
そんなリクエストがありました。
当時、清流の写真や、緑鮮やかな写真はもう何万枚とありましたが、汚い写真など1枚も
ありませんでした。
当時の契約カメラマンに連絡して依頼しても、「そんな写真は撮影出来ない」。。
変なプライドがあったんですねー
キレイ写真は難しくても、汚い写真やったら。。ボクでも出来るのでは?
思い立つと行動は早いので、すぐにカメラ35ミリの一眼レフを購入し、
汚れた川や、伐採された山を撮影してきました。
もちろん、撮影知識など皆無です。全てオートで撮影しました。
早速、フィルム(ポジ)を、デュープ(複製)でブローニサイズにし会社に預けました。
これがレンタルされ、何と教科書に掲載されたんです。。
そっから先は、撮影のマニュアルを必死に勉強し、撮影を続けました。
ハムスターの写真が無い?といわれれば、ハムスターを買って撮影。
アロエが無い?って言われれば、アロエを撮影。
その延長が今につながっています。


ブライダルフォトグラファーは、ブライダル撮影だけではありません。
大きな可能性がある仕事だと言うことです。。