「1億通りの言葉でI LOVE YOU」
という前回アップした記事を
覚えているあなたも
覚えていないあなたもこんにちは
スーパーで買ったお刺身を
斜めにしすぎてエコ袋の中が
大変なことになった野田光希です。
えーと今回は
前回アップした
「1億通りの言葉でI LOVE YOU」
の続きをいきたいと思います。
エッ
「そんなこと、知らない」と？
おっとっと
そうなると今回の記事の内容が
全然わからなくなってしまうので
まだ読んでいない方は
まずこちらを読んでくださいね。
（そして戻ってきてね）
それでは
さっそく小話いきます。
あなたは生まれて間もないころ
森の中で迷子になりました。
そしてそんなあなたを、
お猿のお父さんとお母さんが見つけて
自分の子供として育てることにしました。
バナナが大好物の
お猿のお父さんとお母さんは
いつも食事のとき、あなたに、
バナナを持ってきます。
あなたは最初は
バナナを普通に食べていましたが
さすがに毎日バナナばかりだと
嫌気がさしてきました。
あなたは、
お猿のお父さんとお母さんに
「なんで毎日バナナなの！」
「甘いものばかりじゃ飽きるでしょ」
「もうバナナ、食べたくない！」
と、何度も訴えるのですが
バナナが大好物で
「この子も好きなはず」としか思えない
お猿のお父さんとお母さんは
あなたの言っていることが
さっぱりわかりません。
相変わらずあなたに
「栄養満点のバナナを食べさせないと」
と、バナナばかり持ってきます。
それでもあなたは何度も何度も
「バナナが嫌いだ」
と訴えるのですが
お猿のお父さんとお母さんは
あなたの言っていることが
まったく理解できません。
何度も訴えるあなたを見て
お猿のお父さんとお母さんは
悲しそうな顔をしました。
お猿のお父さんは
あなたを怒ったりもしました。
あなたが「バナナが嫌いだ」
と訴えている最中にも
新たなバナナを見つけた
お猿のお父さんとお母さんは
あなたの話を聞くのそっちのけで
急いでバナナを取りに行って
しまったこともありました。
そうなるとさすがにあなたも
「なんでこんなに何度も言っているのに
わかってくれないの……もういい！」
と言って
お猿のお父さんとお母さんと
ほとんど口をきかなくなりました。
月日が流れ、そんなあなたも、
お猿のお父さんとお母さんの元を
離れることになりました。
旅立ちの日の朝、
ここ何年もお猿の両親と
まともに目を合わせてこなかったあなたは
お猿のお父さんとお母さんは
昔からそうであったように
つぶらな瞳をして
あなたにバナナを持ってきました。
「最後なのに、またバナナ……」
その時あなたは
はじめてこのバナナが
バナナでなかったことに気がつきました。
バナナは…
ふう～
長くなっちゃいました。
疲れちゃいましたね。
このあとは
生徒さんたちの変化まで
ご紹介させていただこうって
考えていたのですがまたの機会にします。
ね、でも。
愛ってわかりづらい。
で、
愛しているがゆえに
傷つけあってしまう。
たとえば
言葉がまだちゃんと喋れない
小さな子供と遊んだりする時のこと
思い出してみて欲しいんですけど
そういう小さな子供って
「好意を持ってくれたから」なのか
「遊んでくれてありがとう」なのか
石ころとか、
葉っぱとか、
よくわからないものをくれたり
することあるじゃないですか。
そういう時あなたは
「こんなのもらって
どうしろっていうのよ？
いらないわよ！！！」
とか言わないですよね(笑)
その子供の好意がわかるから
「石ころ」
↓
「好意」 へと変換ができて
「ありがとねー」とか言って
その石ころ、受け取ると思うんです。
ね？
誰もが
「バナナを愛に翻訳できる変訳機」
（通称LOVEマシーン(笑)）を
持っていると思うんですよ。
だから事実をまっすぐに見て
わだかまりの言葉の奥にある
「I LOVE YOU」を探しに
行ってみることにしない？
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