台湾には日本のガイドブックには掲載されていない飲食店も多い…今回はどうしようもないくらいのB級感漂うとあるレストランに行ってみました。
実は、ここも「行ってみたいスポット」の1つだったのです。
去年「古いTOTO製品を見るため」だけに九州に行ったくらいのトイレ好きには「行くしか無い」と思わせる魅惑的なスポット…そう、それは「トイレ」をテーマにしたレストラン。
英語表記だとModern Toilet Restaurant…中国語表記は「便所主題餐廳」と書くそうです。
トイレと食事の融合…この組み合わせはアリなのか?という疑問を持ちつつ、実際に行ってみました。
昔は日本語版のサイトやメニューがあったような記憶がありますが、今は中国語(繁体)と英語版のみです。
1階はクレーンゲームの店、2~3階がレストランの店舗になっています。
入り口階段近く…すでに「バスルーム」です。
バスタブの中にあるのはまさかの…う○こか?
ド直球なオブジェ…が出迎えてくれます。
店の看板や店舗の入口から全力で飛ばしています…この店のオーナーが「とある日本の漫画」にインスピレーションを受けて、最初は「便器型の容器にアイスクリームを入れて販売した」ところ、見事に人気商品になり手応えを感じてこの店を台湾の高雄に1号店をオープンしたのが始まり…らしい(ここは1号店ではない)。
ちなみに、便器に入ったソフトクリームなら日本でも食べられるようです。
冒頭にも書きましたが…ここの店は日本語が話せる店員さんや日本語メニューはありませんので簡単な英語が出来ると良いかもしれません。
メニューカードにチェックを入れて注文するシステムです。
日本人が行くと英語のメニューをもらえるので食べたいメニューにチェックを入れてレジの人に渡して注文するシステムです、トウガラシのマークが付いているのは辛い料理、支払いは先払い式でカードの使用は不可…台湾の飲食店は有名店でもカード不可が多い。
メニューブックも「トイレ」の形、こだわりっぷりがすごい。
3階の座席に上がる階段、踊り場にもピクトグラムがある。
テーブルには洗面台がある、中央にはう○こ。
私が座った座席の近くには本物の小便器…そして、う○こ。
入浴中のう○こ…今からここで「食事」をするのです。
椅子も本物の便器withオシャレ便座&便ふたです。
台湾はネット先進国なので、大抵の飲食店には時間制限無しのフリーWi-Fiがあります。
テーブルに張り付いている白い長方形の紙はWi-Fiスポットとパスワードが記載されている。
客層は…おそらく日本人は「私だけ」だったと思います、全体的に英語を母国語とする国の人達が多い雰囲気でした。
みなさん楽しそうに店内や運ばれてきた料理の写真を撮っていました。
赤身肉のステーキ、マッシュポテトが店のマークの旗が立っている。
自称「トイレ好き・マニア」でも便器に入ったカレーを食べる勇気は無かった…ということでステーキを注文、一見普通のお皿に見えるけど「洗面台」の形になっているお皿です。
そしてう○こは不可避状態で…ご丁寧にマッシュポテトが形になっていました。
このメニューにはスープとパンも付いてきますが…
パンよ…お前もか。
見事にう○この形で焼き上げられておりました、でもバターとかマーガリンじゃなくて、ニンニク入りのオリーブオイルを付けて食べるのは健康的。
セットのドリンクはアイスティーのみとの事だったので夜だし、カフェインの少ない飲み物を、と思いアイスココアを単品で注文したら
…ここまで来るともう、何も言えない。
「小便器」の形をした容器で出てきました、セットドリンクだと普通のコップみたいですが単品だと基本が小便器、追加料金50元を払うと「尿瓶(持ち帰り可能)」で飲むことも出来るそうです(苦笑)。
台湾ではプラスチック製品が規制されて、店内飲食で提供される飲み物については基本ストロー無し、もしくは紙製のストローを使っているそうですが、ここでは曲がるストローでした。
ちなみにアイスココアはホットココアに氷を入れているらしく、少し温かったです…中国本土ではあまりキンキンに冷えた飲み物は好まれないとのことですが、台湾もそうなのかな?
ここまで書いて、肝心の料理の味について一切触れていませんが…決して「不味い」という訳ではなく、台湾らしく食べ物は美味しいのですがいかんせん「このような空間」での食事なので内装のインパクトが強すぎて味が記憶に残らない。
ただ、食べている途中から終盤はなんだか辛くなって来ました…特に飲み物を飲み干そうとした瞬間、無性に「普通のコップで何かを飲み直したい」という衝動に駆られました。
そんな私の隣では、英語を母国語にする人達がとても楽しそうに「和式便器に盛られたソフトクリーム(チョコ味)」の写真を撮影していました…それもスマホカメラじゃなくて、普通のカメラを持っている人もいた。
手を洗うところまでトイレという徹底ぶり。
このスペースでも写真を撮っている人達は多かったです、手を洗うスペースもトイレということは別の人のネット記事で知っていましたが…数年前よりアップデートされていました。
リアルのトイレもなかなかクレイジーだ、特に小便器。
台湾でも温水洗浄便座は結構普及しているようで、ここも洗浄便座でした。
くちびる型小便器、ネットで「変わり種トイレ」写真で見たことあるけど…まさか実物を拝めるとは、真ん中にあるミニシャワーは掃除用?
食事の総額は確か650元くらいだったかな?台湾の飲食店ではちょっと高い方に入る。
ホテルの部屋で「無糖」と記載された麦茶でお口直し。
タピオカでも飲もうかと思ったけど、ホテルの近くのカフェはタピオカは売り切れていたのでコンビニで麦茶を購入…ストローはもらえないのでコップに移して飲みました。
トイレレストランの存在自体は数年前から知っていましたが、実際に行ってみると…なかなか複雑な心境になるお店でした。
誰かと一緒に行かれる方は、ぜひ「ジョークの通じる人」を連れて行くことをお勧めします。
今回行った西門店以外にも士林、高雄、台湾以外だと香港などにも店舗があるそうです。


































