10代の頃から通っているメンタルの通院歴はもう20年位になってしまった…元々、週末通院→主治医の都合で平日に通院していたのを今の職場に行くようになってからは週末の通院に変更したら諸般の事情により、主治医以外の診察を受ける機会ができた。
誰に当たるかはその時にならないとわからないのだけれど、実は…私が通院を始めてから担当になっていた初代と2代目の元主治医が今も現役で勤務していると聞いて正直なところ「あまりあの人たちには会いたくないな」と思っていたのだ。
特に2代目は毎週顔を合わせるたびに口喧嘩をしていたような仲だった…最後は喧嘩別れしたようなものだ。
でも、ひょんな事から再会してしまった。
私も年を取ったけど、向こうはそれ以上に年を取っていて残された髪は白く頭頂部はほぼ毛がなかった…昔はものすごいエネルギーに満ち溢れてたけど、ずいぶんとおじいちゃんになって丸くなっていた。
私はこの先生にもがんになってしまった事、控えめに言って廃墟のようなボロい病院に連れて行かれていかれた事を話している。
この光景を見るたびに気が滅入る…あと、多摩か永山かどっちかにして欲しい。手前の集合住宅もURの物件
初代の元主治医にも同じ話をしているが、この人は「でも、〇〇大なんでしょ?」と言われてしまって…うまく反論出来ず。
今だったら「大学病院にもピンからキリまでありますから(ここがピンなのかキリなのかは知らんけど)!!」とでも言ってやればよかった…とちょっと後悔している。
ここで意外な反応があったのは2代目の主治医…私が「通院先がボロくて建物見るたびに気が滅入る」と話したら「確かに古い病院は嫌だよねぇ~」と同情してくれた、ここに連れて行かれてから初めて憐れみの言葉をもらった気がする。
病院のあるエリアのゆるキャラ「永どん」はどんぐりの化身…らしい。
実は、ここに連れて行かれると決まった時から誰一人憐れんでくれなかったのだ。
過去にここに通っていた人は「待合フロアに救急隊員が突入してくるのが不安になる」と言っていたのに、いざ私がここに入院させられるという事が決まった途端に…「中の人は親切だから」とか「建物が古いのは長きに渡って地域医療に貢献して信頼を築いてきた証だよ」と急に手のひらを返したような事を言うし(本心だと思うけど)。
職場の上司などからは「確かにボロいけど、ちゃんとしたところだから」と言われ続けていたので、ついに私の気持ちを理解してくれる人がいたか~とちょっとうれしくなってしまった。
最初再会した時は私の事を覚えているかは正直謎だったので、2回めくらいに会った時に「私のこと、覚えてます?」って聞いてみたら…なんと、覚えていた。
「あの時はいつもプリプリしてたけど、ずいぶんと大人になったね」
と言われてしまった(笑)
私が「顔合わせるたびに喧嘩してましたよね」って話したら
「あの時は私も血の気が多かったからね~」
と言ったので「お互い年を取ったんですかね?」と返しておいた。
最初は喧嘩別れした人だし、できればもう会いたくないなとくらい思っていた相手からこんなにも私の気持ちに寄り添った言葉を聞けるとは思ってもいなかった。
病院の近くの公園の花壇、青系と白い花だけで構成されている。
一度、終わった関係でも時間が経つと関係性が変わるのだろうか?初代の元主治医も、合う回数を重ねるうちに価値観や考え方が「自分には合わない」と感じるようになって担当の変更を申し出たのだ。
でも、この人も数回会ってるけど前ほどの苦手意識はなくなっていたような気がする…いかにも”昔ながらの精神科医”という感じの人であることは変わらない。
過去に自分から申し出た任意入院を「あなたが行くような場所じゃない」と即却下したのもこの人。
思えば、私はこの人が初代の主治医となったことで通院歴はかなり長いが…今まで飲んできた薬は本当に必要最低限のみの投薬で済んでいるという事実には感謝しなきゃいけないのかもしれない。
ちなみにこの人も頭が結構寂しくなっていた。


