当事者や周囲の人向けの書籍には「職場環境」について書かれたものが多いけど…「家」について書かれたものってほとんどないですよね。
一日の大半を過ごす場所だから、住むところにはこだわりたい…というかストレスフリーに過ごしたいと思うのは誰でも同じことだと思います。
私はパートナーと住むために家を建てました、その時はまだ自分の本当の姿に気付いてはいなかったけど…今思うと「特性が出ていたな」とは思う事があります。
結構長くなるのでシリーズ記事にします…と、いうわけで第1弾は
「外観・エクステリア」
について書こうと思います…主に私の経験とアドバイス的な物がメインになると思います。
私の中で「家」というのは、こういう形で屋根の色は○○色で…というのが漠然かつ強固なイメージとしてありました。
実際に建てる時は建築基準法 や用途地域 、また地域によっては景観条例 が定められている自治体も存在するのでこれらの基準は守らなければいけない…特に建築基準法は違反すると最悪「建物の取り壊し」や「住宅ローンの融資ストップ」など多大なリスクがあるので気を付けたい。
今の家が建っている場所は「第一種低層住居専用地域」である、概要は
第一種低層住居専用地域 は低層住宅の良好な住環境を守るための地域。(床面積の合計が)50m²までの住居を兼ねた一定条件の店舗や、小規模な公共施設、小中学校、診療所などを建てることができる。
例として、2階建て程度の戸建て住宅・アパート主体の住宅地。通常コンビニ も建てられない。日用品・日常生活のための小規模な店舗兼用住宅が点在する程度。
要は「住宅」と「診療所など」以外は建ててはいけない地域の事で…俗にいう「住宅地」というやつですが、この部類に入る地域は12種類ある用途地域の中でも一番規制が厳しい。
しかも、ここは東京郊外なので建ぺい率・容積率共に結構低めに設定されています。
そして、建て替え物件のため既存の建物より小さくしないといけないという事で…「2階建てでありながら1LDK」というかなり特殊な間取りになっています。
そしてこの家、高さと屋根の角度は「合法ギリギリ」なんです…「これより1㎜でも動かしたら許可が下りない」と言われました(実話)。
かなり「こだわり」が出た外観…「おもちゃの家」がコンセプト。
私は家という物に対して「屋根の角度や色、形など」が漠然としていたもののかなり強固なイメージがあったのでこの外観はそのイメージをそのまま具現化したものです。
色に関しては何故か「屋根は赤色」というイメージがとても強く、赤色以外は全く考えられなかった。
外壁の色も、横では無く「縦」にアクセントカラーが入っているイメージがとても強くそれもそのまま反映してもらいました…が、問題は「色」でした。
最近はベージュや白っぽい色が流行っているそうですが、私はどうしても「黄色」にしたかったのです…それも「からし色」のような比較的ハッキリしたトーンの黄色。
この地域は景観条例は無いので、建てようと思えば
まことちゃんハウス
こと、楳図かずお邸。
このような外壁にすることも可能だったのですが…中の人から「もう、やめてください」と言われてしまいました(依頼先が同じ会社なんです)。
最初は「黄色」にすることはパートナーも賛成していたのですが、どうも意思の疎通にズレがあったようで…私は「からし色のような黄色」で想定していたのに、向こうは「クリーム色のような黄色」だと思っていたらしい。
その問題が発覚した時にいきなり「黄色は嫌だ」と言われてしまった。
私はもう「黄色い家」になるものだと思っていたので急に色を変えろと言われても他の案が思いつかないし、他の家と同じような色は嫌だったのだ…新興住宅地にありがちな「コピペしたような家が並ぶ風景」に対して「ゾッとする」ようなおぞましさを感じるし、この地域のランドマーク的な建物までは行かなくても「個性を主張できる」というか、初めて来る人に「この家だよ」と一発でわかってもらえるような家が良かった。
しかし、パートナーは「周囲と同じような色が良い」と言っていた…あの人はどこまでも周囲に合わせすぎるところがあるように感じる。
今回の緑色は、パートナーとの妥協案である…次塗り替える時は絶対に「黄色」にしようと思っている。
画像は載せませんが…「表札」にもこだわっています、一時は「定礎板 」でも付けようか?とまで話していましたが流石に実現にはいたりませんでした。
ありきたりな物は嫌だったので「青色と紫色のガラス製」にしました、水をイメージしたような「つるんした」印象の表札です。
外観に関しては自分の特性に合わせた仕様…というよりも、自分の「家」に対する強いこだわりがかなり出ていたと思います。
最初に訪れた時に言われた
「建築基準法に触れなければなんでも出来ます」
と言われた言葉を、そのまま真に受けた結果でもあるかもしれない。
実はこの家…「間取り」に関しては私は一切口を出していない、何分「土地が狭い」のでどんな間取りなら可能なのか全く想像がつかなかったし、そもそも間取りという物に対して全く興味が湧かなかった。
「2人で暮らす事、子供が出来る予定はない事」だけを伝えてお任せしたら、2階建ての1LDKというかなり意匠性重視の間取りになりました。
…次回に続きます。
