ピンクのリボンが絡まって… | 今日も、犬とベッドシェア

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おじいちゃんのパピヨンさんと暮らす、ソロ活&おひとり様人生エンジョイ中な私の雑記帳
不定期更新&長い記事多めです

去年、乳がんが見つかってからようやく1年が経過しました。

 

入院したのは10月なのでこちらはまだ1年経ってません…体感はもっと長いんですが。

 

先日、自治体の乳がん検診の無料券が届きましたが手術した人は対象外なので「いまさら送ってきても遅いわ」と思ってしまいましたが…自治体の検診だと基本的にその自治体の病院でしか検診受けられないんですよね。

 

どちらも私が連れて行かれた病院に比べたらキレイな病院ですが、自分から受診したいか?と聞かれると微妙なところ。

 

う~ん、やっぱり今回の流れは良かったのかなぁ?ネットニュースの記事で(おそらく私が"マスコット"が欲しかったって言ってたところ)「がん専門の病院に行ったらいきなり怒られた」みたいな内容の記事を読んだ時に「私は確かにボロ病院に連れて行かれたけど、いきなり怒られたとかは無いな」と思えた。

 

途中、心を砕かれたり気分がとてつもなく落ち込んだ事はあるけれど…「よその病院ウラヤマシス」とは今も思うこともあるけれど(これに関しては今年健康診断を受けに行った病院で”これまでの経過がわからないからどこも受け入れてくれないよ”と言われ諦めた)。

 

いつも行ってるメンタルの病院の主治医とかには「建物がボロいのが嫌なんでしょう?」とか「なんだかんだ言って、あの先生は好きなんでしょ?」と言ってくる…私が本当に嫌ってる人に対しては存在そのものを「いないもの」として扱うのをよく知っている(笑)

 

私がしょっちゅうネタにするのをよく聞いてる証拠だ…だって、入院パンフの表紙写真が「どう考えても30年以上前に撮影されたものを一切の加工を加えずそのまま使ってる」とかいろいろやってくれるんだもん。

 

今どきフォトショとか加工修正がしやすい環境になってるにもかかわらず、これはもう「ネタにしてくれ」と言わんばかりの意思表示を感じる。

 

私はそれに応えてあげているだけだ。

 

なぜ、撮影された年代を推定できたのか?それは…今と風景が明らかに違うから。

 

参考画像 2023年撮影

 

パンフレットの写真はだいたい似たようなアングルで撮影されたと思われるが、当然この写真に写り込んでる薬局も団地もなんならデッキも駅舎すら無い…なんなら、私が実際に入院していた病棟の建物も無いし、今は無惨に伐採され跡形もないけど当時は敷地内にちょっとした桜並木もあったようで(私はこれを見た時、とっさに"桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿"ということわざが頭に浮かんだ)、今残る植物は常緑の針葉樹と雑草ばかりでそれが余計薄暗い廃墟感を増してる気がするのだが…中の人にはそれがわからないようだ。

 

推定方法はとても簡単で、この団地と私が実際に入院していた病棟の完成年数を調べた。

 

団地は32年くらい前、病棟の完成は約25年くらい前だ…駅舎とデッキも調べたけど、いつ頃出来たものかは特定出来なかった。

たぶん、団地の完成よりは後だと思われる(デッキが団地とも繋がってるから)。

 

誰が作ったのかは解らないけど、団地と繋がってるあたりおそらく住宅・都市整備公団(現UR)が作ったのだろう。

団地とつなげるついでに、病院の敷地ともつなげたのだろう。

 

在りし日の姿を「奇跡の1枚」として残しておきたかったのか?それとも中の人には未だにああいう風に見えているのか?は定かではないが、パンフレットの装丁にかけるお金すらないのはなんとなく察しがつく。

 

あの日自治体と交わした2~3年後に建て替えるという努力目標はちゃんと果たして欲しいところだ。