今月も通院に行ってきました…今月はタモキシフェンを飲み始めて3ヶ月くらい経過ということでお腹の超音波検査と採血もされてきました。
なので、朝からほとんど飲まず食わず状態で検査は午後から…まずは超音波検査からということで検査室前で待つ、初めて行った場所だけど当然のように古いし狭い。
超音波検査にまつわるいろんな貼り紙に混じって表彰状が1枚、よく見たら何かでここの院長から表彰された物だった(内容はよく見てない)。
10分くらい待って呼ばれた、放射線治療の時に例のオッサンだけでなくお兄さん達にも「体には指一本触れるな!!」と言ったからか?単なる偶然かは知らないが検査の担当者は女性だった…が、肝心の検査室が実際に行った事ある人なら容易に想像つくと思うが「マッサージ店」のように大部屋をカーテンで仕切ってるだけだった。
私は肩こりやむくみがひどい時にたまにマッサージ店にマッサージを受けに行くのだけれど、まさにこんな感じの造りなんだよね。
昔、別の街にある病院でお腹の超音波検査を受けたことがあるけど…あの時はちゃんとした個室だったような記憶が、あそこは公立の病院だからそういうところはきちんと配慮されてるのかな?(ちなみにここ今絶賛建て替え中らしい)
ここに来てからずっと「ここは人としての尊厳をゴリゴリに削るスタイル」と感じていたので、冷たいゼリーをお腹に塗りたくられるのは覚悟していたけど、そこはちゃんと温かいやつだった。
検査自体は痛くも痒くもないけど、やたら時間が長く感じた…何かを念入りに調べていた感じ。
途中、何度か息を止めなければいけないところはちょっときつかった。
その次は採血…何分朝から何も飲まず食わず状態でちゃんと血を採れるのか?私はいつも横になって採血なのだけれど、本番前に血管を確認したいという事でとりあえず椅子に座る。
例によって「あ~元々細いのねぇ」と言われたので思わず
「もし、難しそうだったら無理に採らなくてもいいですから…誰かから余分に取って、それを私の分に回して。もしくはトマトジュースか何かで代用して構いませんので…」
と言ったら
「大丈夫ですよ、ちゃんと採れますからね~」
と返されてしまった。
ちなみに今回の採血はそこまで痛くなかったけど、お約束どおり注射針を刺される前に「痛てて…」と言ったら「まだ、刺してないからw」という一連の流れもあった。
その後、しばらくして主治医とご対面…相変わらず、同じような服を着ているのは気のせいだろうか?ここはかなり厳しい服装規定でも存在するのだろうか?それとも単に本人が着るものに頓着がないのか?スティーブ・ジョブズのようなこだわりでもあるのだろうか?一度、聞いてみたいことろだけどなんとなく聞いてはいけないような気がする。
まずは血液検査と超音波検査の結果を出ている分だけ教えてもらう。
ここの血液検査は院内でやってるらしく、結果の用紙が「日本語でおk」と言いたくなるような補足と解説が必要な書式でこれは〇〇の数値で~といった感じで主治医に補足してもらいながら解説してもらう。
今回の検査では血液検査は特段異常はないとの事で一安心…肝機能は少し高いけど、気にしなくても大丈夫とのこと。
続いて超音波検査の結果も、画像では肝臓に異常があるけど血液検査の結果には影響は出てないから様子見で大丈夫…とのことでした。
実は、ここは去年の健康診断でも異常を指摘されたと話したら「もっとひどくなると症状が出るんだよ」と言われた。
今飲んでるタモキシフェンも慣れてきたようで以前ほど副作用を感じにくくなってきたと報告したところ…「これねぇ、最長90日分まで出せるんだけどどうする?」と言われて「Tomokoさんの場合、年齢的にこの薬しか使えないからもうちょっと頑張ろうか」と言われ、初めて90日分で処方せんを書いてもらった。
そして
「そのうち、近所のお医者さんにこの薬処方してもらえるようにお手紙書いてあげるからね~」
と言ってくれた…なんとなく、解放は見果てぬ夢かと思っていたけど近い将来実現するようだ。
ということで、次回の通院は7月になりました。
次回は特段、検査の予約とか入れられていないんだけれど…前回言われた「おちちの検査はねぇ、うちでやるから(キリッ)」という言葉が引っかかる。
一通り終わって、会計待ちをしていたらふと1枚の貼り紙が目に止まった…
「〇〇の病院の医療職と一緒に”これからの人生”を考えてみませんか?」
というイベント告知のようだけど、あなた方がまず考えるべきは「このボロい建物の行く末と、令和の時代に合った病院のあり方」ではないのかな?と思わず心のなかでツッコミを入れてしまった…😅
7月はがんが見つかってから約1年目前…これは、嫌な予感しかしない。
その頃にはあの人は「違う服」を着ているのだろうか?