最近「新DINKS」という言葉を知った、昔流行ったDINKSと違うのは
・家計は完全別管理
・お互いの収入や貯金額を把握していない
・2人で貯金をしない
・生活費は折半
・休日の過ごし方はそれぞれ自由
・それぞれの「愛用品」がある
・自分の生活リズムは基本的にくずさない
という要素があることを指すそうで…すごい人だと「シャワーヘッド」も別々のものを使うこともあるそう。
うちの場合は夕食と休日の昼食はよほどのことが無い限り、一緒に取っていたけど基本的にはこのような感じの関係を築いていた。
理解のない人からは、それじゃただの「同居人」じゃん…と心無いことを言われることがあったが私にはこの関係はとても「楽」であった。
パートナーに関しては結婚当初は年収は聞いていたけど、貯金額や資産状況は全く聞いていなかった。
具体的に生活費のどの部分をどちらかが払うかを決めたくらいで、いわゆる「夫のお小遣い制」というよくある家計管理は見向きもしなかった…私にはこの制度が全くもって理解できないからだった。
シャンプー類や歯磨き粉もパートナーは自分で気に入ったものを買ってきていたし、私は根っからの石鹸派なので全て石鹸製品で揃えていた。
自分の物は自分で、自分のお金で買う…が根底にあったので私も結婚したからと行ってファストファションやプチプラ服といった「ザ・主婦」みたいな節約フッションをすることも無かったので、10年経っても未だにシングルに見られたのかもしれない。
なので、私はパートナーの下着類を買ったことは数えるほどしか無かった。
なぜならパートナーが自分で気に入ったものを購入していたから。
そして、私もパートナーから自分が身につけるものなどに関してはほとんど口出しされることもなかった…むしろ、長く着られる物に関しては「少し高いもの」を買うと褒められるくらいだった。
タイトルに書いたように私は「家族」という概念が嫌いで、正直なところ苦痛すら感じるくらいに駄目なのだ。
パートナーはどう思っていたかはわからないけど、私にはこの関係はとても楽だった…近づきすぎず離れすぎずな絶妙な距離。
こういう関係が自然と築ける人、もういないだろうな。