インドア派に思われているみたいだけど…実は外出も嫌いではない。
パピヨンさんがいるからあまり旅行には行けないけど、旅に出るのもそんなに嫌いではないということが大人になってからわかった。
但し「完全個人手配の滞在中もフリープランの2人までの旅行」に限ってである…何を隠そう、私は子供の頃から「集団行動」が大嫌いだからだ。
パッケージツアー参加者をdisっているわけではない、内容が気に食わないのだけなのだ。
どこのエアラインに乗って泊まるホテルまで決まっていて、挙げ句滞在中の行動スケジュールも旅先で食べるものまでガチガチに決められている…これでは「修学旅行」と変わりないじゃないか。
このような旅行は私は小学校の修学旅行の時点でもう懲り懲りなのだ。
ツアーは自分で行き先を選べるけど、修学旅行は行き先が選べない…。
小学校の時は日光に行ったけど、どこに行ったとかはほとんど覚えてない、唯一覚えているのは
・集団で風呂に入らされてひどい屈辱感を覚えたこと
・食事が冷めていて不味かったこと、しかもまさかのメラミン食器…病院食じゃないんだから。
・やりたくもないのに全員でダンスだの班ごとの「出し物」をやらされたこと
・長時間バスに乗せられて非常に疲れたこと(短距離路線バスは大丈夫だけど長距離バス、というか自動車の移動自体が苦手)
・終日全クラスの集団行動でゾロゾロと歩かされたこと
・前日に女子だけ隔離されて「アノ話」を聞かされたこと
くらいだろうか…。
中学の時は京都と奈良に行ったがこちらはほととんど「記憶にない」というか「記憶がない」…唯一覚えているのは「やたらノロノロと走る新幹線」に乗ったことくらいだろうか?東海はケチなので修学旅行ではのぞみとか早いのには乗せてくれないそうな。
高校の時は1年の時に自分達で行き先を決められた。
前年度までは沖縄だったらしいけど私の通っていた高校は「3年生の5月(当時)」に行っていたので、沖縄だと梅雨入りしてしまうそうで観光向きでは無いとのことで、行き先候補は九州とあと2ヶ所くらいあったかな?圧倒的多数で九州行きが決定。
3泊4日で福岡・長崎・熊本の3県を廻る旅程だったような…メインは長崎で福岡着、熊本発というオープンジョー状態(諸般の事情により行きと帰りでエアラインが違ったので厳密にはオープンジョーではない、後にこの2社は合併したけど)。
羽田~福岡は赤い鶴の会社だったけど、この時からこのエアラインは魅力を感じなかったような…中の人がなんだか「事務的」な感じで機内ドリンクはもらえたけど,、会社潰れる兆候なんて無かったのに飴(キャンディデスカイ)はもらえなかった、修学旅行の団体だったから?
福岡では大宰府にお参りして、その後はどうやって移動したか覚えていないがすぐに長崎まで行った(鉄道では無かった)。
なら最初から長崎空港着で良かったのでは?
食事は小学校の時ほどひどい食事では無かったが、まさかの大皿料理(卓袱料理という長崎の伝統的な料理らしい)…当時の私は家族間でも大皿に盛られた料理が苦手だったのだ、鍋なんて論外。
味自体は良かった気がする、ただ朝食の味噌汁が「甘かった」のには少し閉口…関東とは味噌が違うそうですね。
高校の時も長崎の市街地散策は班行動だったけど、当初は4人グループだったので私でも楽しめると思ったのだけれど…直前に別の4人グループから1人離脱したせいで、残りの3人をこちらで引き取るハメに。
結局7人という大所帯での行動を余儀なくされ、長崎の市街地観光もハウステンボス(当時と雰囲気が全く変わってしまったためリンクなし)もほっとんど記憶に無い…3日目はここ(ホテルなのに大浴場がある)に泊まったのだけど、団体客は大浴場が使えないとか色々制約が多かったような、欲を言えば園内ホテルに泊まりたかった。
最終日は熊本、というか阿蘇山に行ったかな?あいにくの曇りで何を見たのかほとんど覚えていないのだけど…帰りは今は無き大門軍団御用達エアラインでした。
これを機にもう集団の旅行ウンザリ…になってしまった、これからは旅行に行くときは個人手配で行きたいという気持ちが強くなった。
ちなみにハウステンボスに関してはパートナーともう一度行き直した、私がTOTO歴史資料館(現・TOTOミュージアム)に行きたいと言ったら2泊3日の日程で羽田~長崎、福岡~羽田というまさしくオープンジョーで。
この時乗ったのも赤い鶴の会社で当時、パートナーはここの陸マイラーもやっていてたまたまキャンペーンをやっていたのでそれを利用しました…その関係で初日に泊まったのはなんと高校の修学旅行で泊まった所と同じホテルという偶然。
この時は会社が潰れそうな寸前の頃で尾翼の塗装も鶴マークじゃなくて追われそうな尾翼だった頃(実はここの修行もしてた、提携クレジットカード持ってた…しかもゴールド)。
相変わらず、中の人は事務的…しかも、潰れる寸前だったせいか?オリジナルグッズの機内販売に必死になっていて悲壮感まで感じるほど。
ちなみにこの時は飴もらえました、かご盛りで持ってくるんですね…でも、機内ドリンクは「おかわりなんて無いからね」ってオーラを出してましたが(財政が厳しかったから?必ず1人は太った人が乗務しているフレンドリースカイをモットーにしている会社はおかわりくれたのに、しかも中の人も奥でジュース飲みつつパンをかじっていたとか)。
そして、この旅行を機にここの陸マイラーは辞めました…マイルを使い切ったのと、国際線は「外資系しか乗らない」というこだわり(?)があるからとの事。
今回のグアムもツアーではなく個人手配で行ったのも、上記のような経験があったのと(グアムのツアーはフリープランなのですが、やっぱり多少”縛り”があるので)「マイルが腐るほど貯まっていた」から…コンチネンタルとの合併前まで公式サイトがトップページ以外全部英語ページのみでチケットを取りたくても予約出来なかったそうだ(英語がわからない)。
そもそもコンチネンタルがいまでも現存していたらグアム行きは実現しなかったのだ。
ちなみに成田で機体を見て懐かしんでおりました…コンチネンタル時代に一度乗った事があるらしい、個人的には旧塗装のグレー機体じゃなくて良かったです空軍所属の輸送機みたいでなんか嫌。
おまけ
現行塗装はコンチネンタルの物を受け継いだもの…ちなみにこの地球儀マークは商標登録されていたりします。
外資系は全体的にカッコいいデザインが多い気がします、尾翼には描かれていませんがロシアの会社のマーク(左下に描いてあるやつ)が個人的に一番カッコいいような気がします…このマーク、ソ連時代は「赤色」だったらしい。
なんかCMまで無駄にカッコいい。
次点がキャセイですかね?尾翼のマークは「巨大な筆で描いている」と聞いたことがあるのですが本当でしょうか?