私は得意な事と苦手な事の差が激しい という事は前にも書きましたが、どれくらいのレベルかというと5段階評価で例えると得意な事が「5」なら苦手な事は「1」かもしかしたらそれ以下だ。
具体的に何が苦手なのかというと
・集団行動など協調性を求められる事をすること
・計算、2桁以上になると電卓必須…それでも間違えることがある
・2つ以上の作業を同時にすること
・人の輪に自分から積極的に入っていくこと
・自分の意思を人に「上手に」伝えること
・いわゆる「気配り」をすること
・作業を邪魔されること、途中で中断されること
・自分の興味のない事を強要されること、自発的にすること
・物事に対して柔軟に対応すること
他にもいろいろあります…書き出すとキリがないのでこの辺で勘弁してください。
ちなみに比較得意なこと、例えば「絵を描く」とかでも自分で思ったままに自由に描いて良いと言われれば結構能力を発揮できるのですが、特定の「課題」を決められると思うように描けない…なんてことはしばしば、写実的な絵は全く描けません。
私の親や学校の先生は私が「得意な事」や「能力を発揮できること」よりも「苦手な事」や「出来ない事」ばかりに目を向けて、無理に集団の輪に入れようとしたり、出来ない事ばかりを指摘しては私は常に自己否定感にさらされていたのだ。
いつしか私は極度の完璧主義思考を持つようになった、何事も「全て完全でないといけない」という考えに捕らわれるようになりその中にはもちろん「自分の能力」も含まれている。
「特定の分野に突飛している」よりも「すべてのことがバランスよくできていないとダメ」だと思うところがあり、自分の得意な事でさえも「○○が得意」という長所ではなく「○○しか出来ない」と考えてしまったり、自分が苦手なことばかり無意識のうちに目を向けてしまうようになった。
でも、普通に考えたら「何事もバランスよく完全に出来る人」っていないんですよね…でも、自分の能力格差を受け入れられないところがあって、他の人と比べては「あの人はなんでもこなしている」という風に見えてしまうところがある。
今の私は「自分の能力格差」と「完璧主義思考」に完全に板挟みにされている状態である事に気が付いた…これでは生き辛いどころか、息が詰まるような人生なわけである。
私が「自分の能力格差を受け入れる」か「完璧主義を少しでも和らげらる事」が出来れば、この息苦しさ、生き辛さから少しは抜け出すことができるのだろうか?
ランキングも上位に抜け出したいです。