私はアダルトチルドレンであることを5月ぐらいから自覚しています。
自助ミーティングには4回ほど参加していますが、少しづつ自分の事を客観的に見られるようになって来たような気がしなくもないです。
実は、最近どうしても気になることがひとつありまして…。
私のパートナーのことなんですが、もしかしたら「この人もアダルトチルドレンではないのか?」と思っています。言動や行動に少々病的なところがあるような感じはしていましたが、ミーティングに参加することで他の人の話を聞いたりするうちに少しづつそう考えるようになりました。
なぜそう思うようになったのか?彼の普段の言動をいくつか挙げてみたいと思います。
・人や物事に対して病的に疑り深い
・一度「こう」と決めると絶対にそう思い込む
・想像力が「妄想」レベルである
・相手を自分の支配下に置こうとする
・自分より立場が弱い(年下など)相手を見下す傾向がある
・自分の価値観が絶対だと思っている、価値観の多様性を認めない
・他人とのコミュニケーションが苦手なところがある
・必要以上に強がっている、変にプライドが高い
・脅迫性障害、不潔恐怖まではいかないが、潔癖なところが多々ある
・「買いだめ」する傾向があり、常に一定のストックが無いと不安になる
・物事の考え方が極端に偏っている
・話の内容や話題をすぐにそらす
・結婚した年齢が遅い(私の19歳上)…ACは極端な早婚か晩婚になる傾向がある
・異常に頑張って生きてきた
他にもありますが、主だったところはこんな感じです…12ステップを取り入れている自助グループ
に参加している方ならわかると思いますが、私のパートナーの特徴は「ステップ4」に書いてある事にも結構当てはまっているんです。
一番いいのは本人に生育歴や子供の頃の家庭環境がどんなだったかを聞き取れれば良いのですが、直接聞いたところでまともに答えてくれるわけがない…まぁ、アダルトチルドレンは自分が当てはまっていても認めたがらない人が多いのはわかっていますが。
アダルトチルドレンは「否定の病気」とも言われることもあるように、自分がアダルトチルドレンを認めることをかたくなに拒否する人もいます。その理由は様々で「自分自身を弱い人間だと認めたくない」とか「自分の親を否定しているようで悪い気がする」という考えや「過去の事を振り返ったって意味が無い、自分の人生は自分の努力でどうにかするべき」という強がり的なものまで様々…ちなみに彼は一番最後のタイプが強いですが、最初の理由もあるのでしょう。
アダルトチルドレンの問題の解決は「自分を振り返り、自分自身と向き合う」ことから始めるのですが、彼はそれすらしようとしません…彼は「自分を振り返る=過去に執着する=悪い事」という偏った考えになっているうえに、自分の弱みを認めることをかたくなに拒否します。
私はカウンセリングを受けるようになってから、アダルトチルドレンを自覚するようになってから心理学やアダルトチルドレンの関連本を結構読んでいるので、本で読んだことや自分の経験を相手に照らしあわせて相手に対して結構核心を突いた質問をするとすぐに話をそらします。
こうして彼について書いていると…やっぱりあの人もかなりアダルトチルドレンの特徴を持ち合わせていることに気付かされてきました。
どうやら…アダルトチルドレンな私は、無自覚なアダルトチルドレンをパートナーに選んでしまったようです。
病気や他のアディクションと同様、アダルトチルドレンの問題も一番厄介なのは「無自覚」なんです。
私はこれからどうしたらいいのでしょうか?