演技の下手な役者に対して
『大根役者』という表現を
することがあります
『大根役者』と言う言葉が生まれたのは
江戸時代のことで
日本の民衆演劇として愛される歌舞伎で
舞台上の俳優に向かって
悪態をつく場面で使用されたらしいです
現在では歌舞伎に限らず
上手でない演技をする人に対して使われています
どうして『大根役者』と
言われるようになったのか?
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◆ 大根は「食あたり」しないから
大根はどんな料理に入っていても
消化が良いのが特徴であり
「食あたり」はめったにないことである
役者の芝居が高評価を得て人気が出ることを
「あたる」と言うが
人気の出ない「あたらない」役者は
食あたりのない
=「あたらない」大根と同じ
と言うことで大根役者と言うようになった
◆ 「大根おろし」から
役者をその配役から外すことを「おろす」
と言う
この「おろす」と言う言葉が
大根おろしを想像させた
◆ 大根は白いから
●大根は白く
「素人(しろうと)」の「しろ」という音に掛けた
また〜〜
●下手な役者が場を「しらけさせる」
の「しら」に掛けたとする説も
有力である
その他には〜〜
● 演技の下手な役者ほど白粉をたくさん塗って
ごまかそうとするイメージから
大根のように白い顔をした役者
=下手な役者 と捉えられた
という説もある
◆ 「ダイコウ」が訛って
「ダイコン」になった
役者の付き人や予備の役者を
当時は「ダイコウ」と言ったそうである
なかなかメインの役者になることができない
演技の上手でない役者たちのことです
その「ダイコウ」が訛って
「ダイコン」になったという説
◆ 馬の足に似ているから
演技の下手な役者は人間の役をやらせてもらえず
最初は馬の足の役から下積みしたようである
馬の足が大根に似ていたため
いつまでも馬の足の役しか
やらせてもらえない役者を
大根役者と呼ぶようになった
・・・・以上が
諸説ある「大根役者」の
主な語源だそうです
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