チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香 -9ページ目

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。



頑張っているのに。
誰も分かってくれない時ってありますよね。


「こんなに頑張っているのに」



その気持ちの裏側には
ちょっとは分かって欲しいという
素直な思いがきっとあるのでしょう。




でも分かってもらいたくてしていることではなく
きっと自分が納得するまで頑張っていること。




本当は誰かに評価してもらいたくて
頑張っているのではなく
純粋にやらなけらばならないという
責任感や信念からしていること。




頑張っていることを
見ているひとは必ずいます。




褒めて欲しいとか、認めて欲しいとか
そのような気持ちは
頑張り過ぎて疲れたときに生まれてくるもの。




こんなに頑張っているのに!
そう思った時は
「わたしって頑張っているよね!」と
笑顔で自分に向かって言ってみると
心がまた真っすぐに前を向くことができます。
性格的に「曲がったことが嫌い」というタイプのひとが
陥りやすいことのひとつに

「正しいことではない」という判断から衝突するケースがあります。


実はわたしも「曲がったことは嫌い」なひとです。
しかし、考えてみればその「曲がったこと」の基準はどこにあるのでしょうか。

自分を基準に「正しい」「正しくない」と判断するのが人間ですが、なかなか社会は「正しい」「正しくない」の基準は統一されていないものですよね。


特にコミュニケーションという視点で考えた場合は、自分軸で判断している「正しい」という軸は誤解を生むことにも繋がってきます。


こうでなくちゃいけない。
それはあなたが歩んで来た人生の価値。
相手は自分の歩んで来た価値の中で生きているのです。


組織や社会の中で生きてくにあたり、曲がったことが嫌いで衝突を繰り返し人間関係のトラブルにより孤立するひとを多く見てきました。

素晴しい考え方や仕事のスキルを持っているのに活かされない。
それは真っ向勝負をするからです。


意見や持論を述べるのはとても良いことです。
でも、相手を責めたり相手のせいにしたり、会社という組織のせいにしたり、社会のせいにしていても意味がありません。そして自分の価値を押し付けるのも社会に適合できないことになってきます。

白黒はっきりさせたい。
しかしグレーが存在しているのです。
グレーがあるから社会は成り立っていることも忘れてはいけない。

相手に合わすばかりする必要性はありませんが。伝わらないことも多くあって当然だということを忘れてはいけません。


相手を変えるなんてできないのですから。
「そうですよね」のひとことも大切ですよね。




新しい年になり、気持も業務も日常に戻る時期になりましたね。

年末年始、お休みを取られていた方もいれば、お仕事で頑張っておられた方も多くいらっしゃいます。




特に飲食や物販などサービス業は繁忙期の会社も多くあり、最近になりようやく一息ついた方も多いですよね!

そんな忙しい時期は、ついつい業務が雑になることもあります。




実は先日、大勢のひとが溢れる場所で軽く串カツでも食べようかとお店に入りました。カウンターだけのお店でギュウギュウ詰めの店内。


人気があるのかな、と思い案内されるままメニューを見ようとしたら、店の対面側の壁にしかメニューが無いのです。

「見えない!!」

「なんでわざわざ歩いて確認しに行かなくちゃいけないの?」



仕方なく・・・わざわざ反対側へメニューを確認。




串カツは大阪でよく食べるので単価を比較して「高い」と思ったのですが、場所的にそんなもんなのかなとも思いました。



そして串カツが目の前に。
そこで驚いたのは串カツなのにナイフとフォークで切って食べないと食べれないサイズであること。
そして切ると衣がすべて剥がれてソースもつけられず。



「もはやこれは・・・串カツではない(笑)」




しかも、串カツセットと記載されているのに素揚げのような物も数本。サクサク感はなく古い油の味しかしません。
一生懸命接客されている若い学生さんのアルバイトの方々も悲壮感すら感じる表情で気の毒になってきます。




つまり。
選びにくい・食べにくいという2つの問題があり、そのうえでお料理に心がこもっていない。
出せばいい、というお料理になっていたのです。




忙しい時でも、お客様の心に添うことは大切です
忙しい時こそ、だと思うのです
目配りや気配りは繁忙期は常の倍は必要です。




そして食べる側の立場になって物事を考えていくと、必然的に何をすべきかが見えてくるものですね。



作っている。というのは作業です。
お料理とは、お客様のお腹を満たすだけではなく他のものも満たしてくれるもの。あたたかい気持になったり、ほっとしたり。




最近ではチェーン店も心を添えた様々な取組みをされています。
心を添えるとは相手の立場になって物事を考えてみること。





ラーメン屋さんや焼き鳥屋さんなど色々なお店で体験した素晴しいサービスは山ほどあります。
選ばれるお店になるためにするべきことは、お金をかけてすること意外にたくさんあります。




そこがあることがサービスの原点ですね。