チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香 -7ページ目

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

人材育成というと「教育」という部分が大きくクローズアップされがちですが本質は「教える」ことよりも「聴く」ということの方が時間を使うものです。



育成という視点でみれば
「やらされている」うちは、まだまだ育成の初期段階に過ぎません

やらされてやっていることは、考えて行動していないので体でなにかを体感している時期に過ぎません。



本当の意味での育成とは
「やります」→「どうすればできるようになるか」
を本人の中から出て来てこそはじめて育成の一歩になるのです。


本人から出て来るように道を創ることが育成の基本ということです

そのためには「相手のいまを知る」という部分で相手の考えや想いを聴くことが最優先事項になってきます



そんなことより「やらせた方が早い」と思いがちですが
短時間で、えいや!と強引に動かしたツケは必ず後から出てきます


するとそのツケを改善するために要する時間が無駄な時間になってくるのです。

うさぎとカメの話とはまた違いますが、遠回りであるように見える道の中にこそ人材育成の基本が隠れています


あえて、時間がかかるようなことをすることに意味があるかどうかは数ヶ月も経過すれば意味を実感できます

急がば回れ
基本を大切にするという言葉に表すならば「人を大切にする」ということに繋がってきます。ひとを大切にするということは相手を否定しないことからスタートします

しかし忘れてはならないこともあります
それは礼儀やマナーなどはルールを守り厳守させることです。
そこを曖昧にすると全体の士気が落ちてしまいます。



相手を知るために聴くことで、相手を承認する。


そのうえで基礎ルールやマナー、礼儀は厳しく指導する。


そして育成の基本である「やらされる」から「やります」になる道をつくり「やれるようになる方法」を教えること。


自分から発信したこと決めたことは自分でなんとかしたい!となるのが人だからです。
どうしたらいいのか、に適切なアドバイスする。

あれこれ指示を出したり命令したり。
説教をしたり、横柄な態度を取る上司や人材育成のコンサルタントも多いですが。

尊重無くして人材育成は無い。
相手を、会社を、経営者を、社会を、先人を。
尊重していれば必然的に態度や言葉に出てくるものです。

これが人を育てるという基本ですね。
先日書いた「噂話」の好きなひとの話。

その後に会った方に
「あの続きは?」と聞かれました。

あ~~~~~!噂話が好きなひとの対処法!!!!

思い出しました、確かに対処法があると書きました。

そこで
「噂話がすきなひとへの対処法」をブログにちょっと書いてみます。


どこの世界にもいるのですよね、噂話が好きなひと。
とにかくなんでも
~~らしいよ。~~~なんだって!
~~~さんって、~~~らしいよ。

何回も言いますが・・・・
「~~らしい!ってなんやねん???」
「で、誰が言っている話なん?」
と、わたしは聞きたくなるのです(笑)


根拠の無い話に、何故時間を取られないといけないのか。
そんなに噂話やひとの悪口が好きなら
他のひとを選んでいただきたい。

そう思うのですよ。


女性が数人集るとこの手の話はよく出てきますが
聞きたくないひとも多いのです。
しかしどう対処していいのか・・・・とお悩みの方は
ぜひ、これで対処してみてください。


1、興味を示さない
相手は聞いてもらえると思っているので話すのです。
反応が薄いと話す側も楽しくないので自然と話さなくなってきます
「へぇ~・・・」と言いながらスマホをいじる。
「まぁ、よくある話ですよね」と特別感を出さない
つまり特別な情報を教えてあげていると思っている相手に
まったくもって特別ではなく興味も無いという態度を出すと
相手は一気に話す気が無くなってしまうのですね


2、同意しない
「どう思う~?」と聞かれることもありますが
そこに同意しないことです
「う~~ん、分からないな」とか「いろんな人がいるからね」というように
相手の期待する反応をしないことが大事ですね


それでも・・・まだしつこく噂話や悪口を言うひとには・・・

「そういえば!!」
いきなり思い出したかのようにまったく違う話題を飛ばす。
何か食べていたら「これ!美味しい~!」とか(笑)
一気に空気が読めないひとになりますが
これはかなり効果があります。


噂話や人の悪口をするひとには共通する点があります
それは
そのひとのことが嫌いまたは気に入らないので
あなたも一緒に嫌いになってね、という想いです。


どこでも誰にでも言うひとは
あなたが「そうだよね」と何気に言ったひとことをCheckしていて
あなたのこともどこかで
「~さんも言っていたよ~」と言われるのです。


自分の身は自分で守る。
ビジネスの中ではマナーがあり
政治や宗教の話は話題にしない、というのが基本ですが
ついでを言うと
他人のことを悪く言えば自分に返ってくるという
原理原則のルールもありますよね。


よほど誰かに対して不満があれば
思い切ってご本人に申し立てたほうがマシかもしれません

相談するときも
誰かれ構わず相談していると相談は悪口と変化して
発信源になることもあるのです。


口は災いのもと。
昔のひとは素晴しい言葉を残されましたね。
壁に耳あり。
まさに、その通りだと思います。


誰かのことを批判するときは
相手の耳に入るのも覚悟したうえで話すくらいでないといけません。


最近も、私に「~~らしい」というような話や
「~~さんは、~~みたいですね」という批判的な話や
「~~さんって、こういうタイプのひとだと思うんですよ」というような
話をされた方がいましたが。


ゴシック好きな芸能記者みたいで
どうでもいいな、こんな話し。
そう思いながら「いろんな人がいて世の中成り立っていますからね~」と
ひとことだけお返事しました。


こういう話をされている方のそのときのお顔って。
よろしくない表情をされているものです。
時代劇の悪人代官みたいな(笑)


自分もそのひとたちと同じように見られないように。
周りから見れば同じに見えてしまいますからね。

シャットダウンする方法はぜひとも身につけておいて欲しいと思います。






やらなくてはならないことの優先順位が
なかなかうまくできないことってありますよね

明日やろう、といまこの瞬間に
心に決めていても
明日になれば、また新たなやることは増えていく

やろうと思っていたのに。
また後回しになってしまった。
そんな気持ちを残すことは誰だって
気持ちのよいものではありません

悪気があるのではなく
ついつい、後回しになってしまっていること
それらを放置して蓋をして
見えてないふりをしていると
ある日、突然のしっぺ返しがやってきます

あのとき、やっておけばよかった。
後悔してもしきれない。

そんな想いをするくらいなら
ちょっとした時間を利用してやりきる。
ちょっと無理をしてやりきる。

ついつい後回しということは
後になればなるほど、手をつけられなくなるものです

これが気持ちよく仕事をするための工夫。
そんな工夫を色々と試していきたいものですね。