チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香 -2ページ目

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

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重版決定!
ありがとうございます!

2014年の秋に出版した
「入社3年目までに身につけておかないとヤバい社会人のルール」の重版が決定いたしました



多くの方に読んでいただき、心から感謝申し上げます



入社3年目で退職する若い世代が多い中、組織で自分を活かしてほしい!

また新入社員や部下育成に日々取り組むリーダーの皆さまのお役に立てればと執筆した本。

秀和システム編集者さんや応援してくださった皆さまのおかげです。

読んでくださった方から
「この一冊の本で社会人10年目だけれど読んで実行します」
「入社1年目、安澤さんが自分に話しかけてくれているみたいで頑張れた」
「上司である自分に部下の気持ちを教えてくれた」
など多くのメッセージをいただき、私も励みになりました。

ありがとうございます!





「入社3年目までに身につけておかないとヤバい社会人のルール」
http://www.amazon.co.jp/dp/4798041777
付き合いの良いひとは色々なお誘いがありますよね

自分の仕事をしっかりとやりながら、お付き合いができればいいのですが
自分のことを犠牲にして、お付き合いしている方を見かけると
なんだか本末転倒だな~と思うのです

やらなければならないことは「やる」しかないわけで
それらを後回しにして夜はお付き合いを優先させる

翌日、「やっておけばよかった」と後悔して
時間の無いスケジュールを眺めながら
「申し訳ありません」「すみません」から始まる言い訳の連絡をしなくてはならない。


付き合いは大切ですが
断るのも大切だと思うのです

断るのを嫌うひとは「優しい」からではありません
やることをやって断るのを嫌うひとは最高ですが
仕事が溜まっているのに断れないのは自分に甘いからだと思うのです

けじめある付き合いは断ったからと言って問題になることはありません
普段のおつきあいで信頼関係が出来ていれば
断ることも快く快諾してくれるひとが大半です

逆に「なに、それ」「付き合い悪いね」とか
「俺の誘いを断るのか」なんてことを言う方達とは本当に信頼関係があるのでしょうか

またギリギリになってドタキャンも良くないですよね
最初からちゃんとお断りしておくことがマナーではないでしょうか

行けます、と言っておいて段取りがつかず行けなくなる
そちらの方が信頼を失います

断る勇気。
これもビジネスコミュニケーションの中には必要不可欠です


研修で講師をする立場としていつも受講者に伝えることがあります。

それは「学んだからできるようになる」のではないということ。



学ぶ機会というのはいくらでもあります。
日々の社内の中でも学んでいるだろうし
本を読んで学ぶこともあれば、セミナーや研修を受講して学ぶこともあります。


お金を出して自ら学ぶひともいれば
会社から費用を出してもらい学ぶひともいます。

また会社が講師を招き、研修をするケースもあります。


よく研修オファーをいただいた企業や経営者、管理職者に
「研修を受けたからといって安心しないでください」とハッキリ申し上げています。

会社は「お金を出して社員教育をしているのだから」と安心しがちですが
研修は「気づき」や「知識」「スキル」を知る場です。
知るということは大切なことで、勿論研修でもある程度の実践使用ができる部分までできるようにすることができます。

しかし、それらは「基本」に過ぎない。

本当の意味で使いこなせるようになるには「日々の学習」が必要です。


何度も言っているのに同じ事を繰り返してしまう部下っていますよね。
わかりましたと返事は立派にするにですができていない。
これと同じことが起こっていると考えてみてください。

研修やセミナーで気づいたり学んだり、身につけたことは
日々の仕事の中で実践して繰り返し、繰り返し、行動してこそ自分のスキルになっていくのです。


教習所で車の運転の練習をしますが
教習所内ではできたことが路上でうまくいかない。
わかっているけれどなかなか縦列駐車がうまくいかない。

でも何度も車を運転することで体がしっかりと覚えていきます
いつしか意識しなくても自然にできるようになる。
これが本当の意味での修得です。



研修やセミナーは教習所と同じです
免許を取得しても長年、乗っていないペーパードライバーは運転を怖がるまたはできなくなってしまいます。


それと同じことが起こっていませんか?


学んで「できる」のではないのです
実践を繰り返す。
この学習により「できる」ようになります。


意識してやっている間は自分のモノにはなっていません。
やりながら自分なりの工夫をしていき自然にできるようになった時こそが
修得したとき。


学んで終わり。
研修を受けさせたから大丈夫。
そんなことはあり得ないのです。