基本は慣れれば慣れるほど
大切なものだとあらためて感じることがあります
基本には
例えばルールという規則や行動もありますが
心得という精神的な基本も存在しています
「判断・行動・方法などのよりどころとなる大もと」
これが基本であり基礎のうえに基本があるとも言われています。
いずれにせよ基本はベースとなる土台。
知識や手法を身につけて土台の上に積み重ねていくことが応用です
しかしいつしか応用が基本のようになり
土台が不安定になっていることに気づかずにいると
重くなってしまった応用に基本は押し潰されてしまいます
武道でもそうですが
基本の型を大切にするのは慣れれば慣れるほど
上達すればするほど「できる」と過信した心に
ちょっとした隙が生まれてしまい
怪我に繋がることのないように
また精神を集中させるために取組まれています
基本は「いま」が大事です
過去に習得しているから、ではなく
いまこの瞬間も基本あっての「いま」なのですから。
常に心に基本を刻んでいきたいですね。