性格を言い訳にしていませんか? | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

よく耳にする言葉に
「わたしは、~な性格なのです」
という性格を断定した言い方があ
ります。


勿論、本人が自分という人物を一番よく知っているので
私は、こういう性格なので・・・というのはわかります。


しかし、そこで性格を自分で話すことに何の意味があるのだろうと感じることもよくあるのです。


みんなで急いで何かをするべきときに
のんびり、ゆっくりしているようにしているひとがいたり、またはそのように見えるひとがいたとしましょう。


それに気づいた誰かが
「急いでやろうよ」と声をかけたとします。


そんなときに「いや~私ってマイペースなんですよね」
と返事をする。

これは性格を言い訳にしているか原因にしているかであり、急いでやることに対する答えにはなっていません。



お客様が「すみません、急いでいるので」と言っているのに「いや~私はのんびりしている性格なので」と言っているのと同じですよね。



性格というのは確かに個性です。
しかし「私は、~な性格ですから」と決めつけてビジネスの場で話をしても意味がありません。



わたしはストレスに弱くて精神的に無理なんです。
わたしは人見知りをするので知らない人と話すのは苦手なんです。
わたしはマイペースなので周りのスピードにはついていけません。



このような言葉を耳にすると
「だから・・・なに?」というフレーズが頭を通過します。
その先の行動をどうしたいのかを聞きたいのであって言い訳のために性格を分析して伝えてもらっても困るのです。



性格をどうこうするなんて誰にもできません。
それよりもその性格とうまく付き合いながらどのように行動するのかを相手に話せる方ことが大切ですよね。