ない、ではなく。ある、にする。 | チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

チーム力+人間力を育む 組織人材育成コンサルタント 安澤輝香

京都・組織人材育成シーエスリレーション代表ブログ。

すみません。あと1日しかないので無理です。
そんな言葉をよく耳にします。

確かにあと1日しかない。
しかしやらなければならない時があるのが仕事。

締め切りまであと3時間しかない。できない。
例えばそんな声を聞くと
「あと3時間あるのでは?」と思うのです。

ない!と断言してしまうとゼロになりますが
ある!と思えば1にも2にも3にもなりゼロにはならない。

よく飲食店などで「おすすめ」を注文したときも
「あ・・・すみません。こちらはもう売り切れました」
と言われるが、接客の上手な人は、そうは言わない。
「すみません。こちらは売り切れですが、こちらはあります。
こちらも人気メニューなのですよ」と言う。

前者は「ない」しか言いませんが、
後者は「ある」と変換しているのです。

このように「ない」ではなく「ある」にすることで
言葉の印象度は大きく変わります。
1時間しかない、のではなく。まだ1時間もある。

「ない」にすればゼロになることも
「ある」にするとプラスになるもの。
同じ現状ならば「ある」の思考と言葉を使いたいものですね