ワンストップとは、一箇所で全てが賄えることを言います。


昨日述べたスマホやタブレットは、一台で多くの機器の代用ができるワンストップ機器と言えるでしょう。


最近のコンビニは、これを目指している典型ではないでしょうか。


おらが町の酒屋さん。


おらが町のタバコ屋さん。


おらが町の文房具屋さん。


おらが町の駄菓子屋さん。


おらが町のパン屋さん。


おらが町の惣菜屋さん。


おらが町の牛乳屋さん。


この全てをカバーしようとしているようです。


そして、最近では、生鮮野菜や、肉、魚まで扱う店が増えているようです。


おらが町の八百屋さん。


おらが町の肉屋さん。


おらが町の魚屋さん。


無いのは、個性だけ。


私の自宅の周囲1キロ圏内で、コンビニが7店あります。


今度は、コンビニ(競合店だけでなく同系列店でも)どうしで、潰しあいを繰り広げるのでしょう。


そして、そこには店の経営努力はありません。


これって、経営者にとって、面白いことですか。





営業戦略、施策立案についてのご相談は、CSプランナーまでどうぞ。
先日、デジタルカメラが1年間で、半値になったというニュースを聞いた。


理由は、スマホやタブレットのカメラ機能がアップしたことによるというのだ。


確かに、撮りたい場面に遭遇した時、スマホのカメラは便利である。


電話機能があり、常に持ち歩いている。


電話が主のため、すぐに取り出せるところに持っている。


デジタルカメラのように、わざわざ、そのためだけにカバンに入れておく必要がない。


カメラの使われ方は、フィルムが無くなったことから、劇的に変わった。


スマホ、タブレットが、急激に普及したおかげで、それまで一つの目的のための単機能製品は売れなくなっていく。


携帯ゲーム機の任天堂も、あいかわらず苦戦しているようだ。


ゲームソフトも、わざわざ店に出向いて購入する必要がなくなった。


携帯音楽プレイヤーも見なくなった。


レコードどころか、CDでさえ、売っている店がなくなっている。


新聞、書籍も、タブレットで読む時代が来た。


紙が必要なくなるのだ。


ということは、本屋も、いずれ無くなるのかもしれない。


どんどん、他の業界を侵食し拡大するスマホ、タブレット。


デジタルカメラの値崩れ、これは、時代を見誤ると痛い目を見るという例ではないだろうか。




ターゲティングについてのご相談は、お気軽にどうぞ。
御社の商品の価格は、何を基準に決めていますか。


仕入れ(製造)原価×1.5倍


競合他社の価格×0.8倍


仕入れ(製造)原価+理想利益


多くが、こんな具合ではないでしょうか。


そうではありません。


お客様がその商品の価値を、いくらで買ってくれるか、で設定しなければなりません。


時には、原価を割る価格になるかもしれませんし、原価の数倍の利益になるかもしれません。


競合他社の価格を見て、それより安くないと買って頂けないかもしれませんし、競合他社の不満を十分満足して、その数倍の価格でも買って頂けるかもしれません。


価格は、商品価値から決める。


これは、ターゲティングの中でも、非常に重要なことだと考えます。




ターゲティングのご相談は、お気軽にどうぞ。
中小企業様のビジネスプラン発表会に行ってきました。


多くの企業様が、素晴らしい技術で作り上げた商品のプロモーションを行っていました。


中には、「おっ!」と思えるものも・・・。


しかし、ターゲティングが、ほとんどできていませんでした。


以前にも述べましたが、このターゲティングができていなければ、まず成功を期待することはできません。


どこの誰にも売れる商品というのは、現在では皆無です。


ターゲティングは、その商品をのぞむ客層がどこで、どのぐらいの規模があるか、数量で具体的に掴むことが必要です。


そして、その客層に、いかに効率的に知らせるか、を明確にしなければならない。


直販でいくのか、代理店販売を選ぶのか、で価格設定も違ってきます。


まず、価格は、製造原価+営業経費から算出してはいけません。


あくまで、最終購入決定権者が、その価値をいくらなら買うか、から算出しなければなりません。


競合の同等品と比べ、その特長が、どれだけの価値を持っているか、です。


ただ、他社に比べ安いだけでは、売れません。


既に、市場を他社が占有しているかもしれません。


市場、競合についての調査が不十分です。


売れる新商品を整理すると、


客層が明確であり、市場規模が十分あること。


競合他社はあるが、その商品の満足度は低く、置換えが可能なことです。


満足度とは、性能、大きさ、取り扱い、入手ルート、価格、サービス、対応力など、多岐の渡ります。


その多くを顧客層の立場で見て、優位性を、○×△で評価することが重要です。


その全てが、ターゲティングです。


ターゲティングができていなければ、もしくは不十分なら、新規事業、新商品の開発、販売を再考すべきです。







ターゲティングのご相談は、お気軽にどうぞ。
久しく、ブログを更新していませんでした。


ごめんなさい。


読者の中で、首を長くしてお待ち頂いた方には、大変申し訳ありません。


言い訳は、別の機会にして、これから日本が世界で活躍する方法、それが大げさなら、日本国内で業績を上げる方法を、私見で述べたいと思います。


その全ての根本は、「なぜ?」だと思います。


この「なぜ?」が、日本では軽視されている、と思いませんか。


思いつくところで、日本で活躍する家電メーカーのダイソン。


最近、このメーカーで、注目を浴びている商品に、掃除機と冷風機があります。


掃除機のサイクロンは、有名になりましたが、ゴミを吸うと吸引力が落ちるのは「なぜ?」から始まります。


扇風機の場合なら、「なぜ?」羽が必要なの?羽を無くせないの?だって危険でしょう、から始まります。


多くの日本人の場合、「そんなの当たり前だろう」で済ましていると思いませんか?


すごい高所から言わせて頂きますが、この当たり前が、日本が苦戦している理由だと思います。


綺麗が当たり前、軽いのが当たり前、薄いのが当たり前、が多いのではないでしょうか?


そう書いていて、「なぜ、一番でないといけないのでしょうか?」という言葉を思い出しました。


たぶん、皆様の記憶でも、このフレーズは強く印象に残っているのではないでしょうか。


自動車にタイヤがあるのが当たり前のように、他に方法がないと一方的に決めつけていませんか?


極端なことを言えば、日本の常識は世界の非常識という言葉があるように、貴方や貴社の常識が、業績が上がる邪魔をしていませんか。


以前の会社の社長から言われた言葉を思い出しました。


「貴方は、いかにも自分の会社の商品が悪いような言い方をする。社員が、そんなに悪いのか、と勘違いする。」と言われたことを思い出しました。


そうではありません。私は、単に買って頂けないお客様は「なぜだろう?」と、全社で考えるべきだと考えただけです。


当たり前、と考えた時点で業績はストップするのではありませんか。


思いついたことを羅列しますと、自転車は漕ぐもの、テレビは画像を見るもの、本は読むものというように、決めていませんか?


たぶん、今を一生懸命に生きてる他の国の人にとっては、そんなこと、どうでもいいことだと思います。


タイヤが無くても走れればそれに越したことがない。


でも、それで今より何倍、何十倍も高くなるなら、別にタイヤがあって良い、ぐらいの感覚だと思います。


そんな感覚で市場をみて下さい。


以外と、今後の展開が見えてくるかもしれませんよ。




















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