ため息が「は行」なのは、深い理由があったのだ！

こんにちは。上土井好子です。

買い物途中の店先の看板に、

あきらめないという土に

念という種をまき

信じるという水をやる

希望という芽が出て

夢という花が咲く

と書いてありました。

ほほ～ってつい感心してしまいました。

あっ、いきなりタイトルと内容が逸れてしまった。

戻しますm(__)m

今回はため息の話。

だれでも嫌なことがあったり、

めんどうなことや辛いことがあると、

ため息のひとつやふたつ、出るものです。

自分がため息をつくと、

なんだか幸せが逃げていくような、

他人のため息を聞くと、

こっちまで嫌な気分にさせられるような、

そんな、あまり喜ばれない「ため息」。

でも、ため息にはちょっとした利点もあるんです。

ため息をつくときって、

嫌なことや辛いことやめんどうなことがあるときですが、

そういうネガティブなときというのは、

だいたい身体に余計な力が入っているものです。

肩や首が凝ったり、

胃がけいれんして胃痛を起こしたりするでしょ。

そんな余計な力を抜くために、

無意識にやっているのが、「ため息」です。

ためしに、

身体じゅうに力を入れてため息してみてください。

きっと出来ないと思います。

そして、この「ため息」をつくとき、

なぜか、「は行」が多い。

実はこれにも意味があるんです。

日本語には母音と子音がありますよね。

で、ちょっと専門的な話になりますが、

子音を発音するときって、

歯や歯の付け根に下を当てたり、

唇を一回閉じたりしますが、

「は行」はそういうことはせずに、

喉の摩擦で音を出します。

つまり、けっこう息がいるんです。

力を抜くときには、息を吐くのが一番ですが、

母音だとなんとなく力入りすぎる気がします。

「は行」だと、口まわりの労力が一番少ない上、

効率よく息を吐き出せるんです。

だからため息が、

「は～～～」とか「ふ～～～」になるんです。

でも、いつもいつも「は」だけだと、

ちょっと変化がないので、

ときには、

「へ～～」とか「ふ～～」とか「ほ～～」

なんかもいれると、

少し気分も変わるかもしれません。

まわりの人もそんなあなたの「ため息」に

嫌な顏なんかせず、

案外おもしろがってくれるかもしれませんね。

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