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みなさまこんにちは、
いつもブログにお立ち寄り下さってどうもありがとうございます。
モラハラさんは選んでる
少し前にこちらの記事を書きました。
おかげ様で多くの方にお読み頂きまして、
定期的にカウンセリングさせて頂いている方からご感想を頂いたりもしました。
この記事でも少し触れているのですが、
”ハラスメントのターゲットにされやすい人”
というのは、存在すると考えます。
念のために付け加えておきますが、
ハラスメントは、する人間が一番悪いです。
(当然ですね!)
その前提は揺らぎません。
そして同時に、
例えば弊事務所が多く扱っているモラルハラスメントも、
モラハラさんは誰彼構わずモラハラする訳ではないというのも事実。
相手を選んでやっている。
痴漢やいじめ、セクハラなども、加害者は相手を選んでいる。
そう言われています。
例えば、
”親切な良い人”がここに二人いたとして、
人に同じように親切にしていているはずなのに、一方はだんだん周りに舐められる様になり、
もう一方はそうはならない。
そう言うことも案外起こります。
同じことしているのに舐められる人とそうでない人がいる。
この違いって何なのでしょう?
同じ事をして、舐められる人とそうでない人がいる
同じように他人に親切にしているのに、
だんだん舐められていく人とそうでない人がいる。
その違い、みなさんは何だと考えますか?
態度、雰囲気、話し方や姿勢。。
色々な要素があるのでひとつに絞ることは難しいですが、
私が膨大な数のACをはじめとした自分に自信が持ちきれない方、
”どうしてかターゲットにされやすい方々”
との対話の中で見つけた、大きな要素のうちの2つをここでは取り上げたいと思います。
同じように周りに親切にしているのに舐められやすい人とそうでない人の違い、
ひとつ目は、
◆自己犠牲しすぎる人
ふたつ目は、
◆親切にする相手を適切に選べていない人
です。
自己犠牲しすぎる人
一つ目のポイントである
◆自己犠牲しすぎる人。
自己犠牲しすぎる人は、率直に無理している傾向があります。
・本当はしたくない事なのに、頼まれるとやってしまう
・行きたくない誘いなのに、無理して参加している
・自分の事で手一杯の時でも断れない為にやるはめに
・やりたくないのに断れず応じてしまった。。
結果、
自分の時間が無くなったり、物凄く疲れたり、大変な思いをしたり家族に迷惑を掛けたり。。
自己犠牲が強く無理をしてでも他者に親切にするということは、
イコールどんなタイミングでどんな頼み事でもきいてあげてしまっている、
そう言いかえることも出来るかも知れません。
「多少無理を言ってもこの人ならきいてくれる」
「この人は断らないから大丈夫」
「この人、断れない人なんだろうな」
だんだん周囲にそう認識されていくと、
今度は断った時に相手に逆ギレされた、そんなケースもありました。
他者に親切なのは素晴らしいことですが、
それをするのが義務ではない限りは、自分の余裕の範囲内で、が原則です。
自分をすり減らし疲れ果ててまで他人の為に親切に振舞うことは、
イコール自分を大切にできていない、とも言い換えられます。
自分を大切にできていない人は、他者からも大切にされにくい。
「この人、自分で自分を大切にしない人だ」
これを見抜く人には、利用されてしまう懸念もあります。
誰にでも、はダメ
そして二つ目のポイントである、
◆親切にする相手を適切に選べていない人
とは、
言い換えると誰にでも親切なひと、と言えるでしょう。
誰にでも親切な人は、これもまた素晴らしいことです。
条件付きの親切ではなく、みなに平等に親切でいたい。
私もそう思います。
しかし、どんな時も例外はあります。
・あなたを雑に扱う人
・あなたの親切に感謝や思いやりで返さない人
・あなたを甘く見て軽んじてくる人
・親切なあなたを馬鹿にするような態度を取る人
こういう人には態度を変えて良いです。
他の、気持ちの通い合う関係性で居られる人と同じに扱う必要はありません。
(だからと言って積極的に攻撃しろ、と言っているのではありませんので、その点はご注意下さいね)
あなたを軽んじる人には最低限の対応で、淡々と。
適切に距離を置く。
変に下手に出たり愛想よく対応していると、相手が増長することがありますので注意が必要です。
断り方のコツ、小さな”No"からはじめる
例えば”毒親”に育てられた方、
パートナーや配偶者からDVモラハラを受けた経験を持つ方などは、
自尊心が傷ついていて自分に自信が持てず、結果
「断り下手」
になっているケースが少なくありません。
他者に受け入れてもらうために大きな自己犠牲を払って、
近づいてはいけない人に対しても断れず親切にし続けて、
自分をどんどんすり減らし。。
そういうケースも多く見てきました。
まずは、小さな”No”から始めてみるのが良いかも知れません。
要所要所できちんと断れるひと、
いうべき時にはっきり「No」と言える人は、
自分を守れて、対人ストレスもそうでない人に比べて軽いです。
弊事務所は
「夫がDVモラハラ」
というケースのご相談がとても多いのですが、
この「小さな”No”から始める」作戦(?)は、
案外モラハラ夫対策にも有効だったりします。
(これを試した方から、
「初めて夫から”ありがとう”と言われました!」
等のご報告を受けています)
断る時にはきちんと断る。
あいまいにせずしっかり断りきる。
断り方にもちょっとしたコツがありますので、
もしこの記事を読んで「自分に必要かも」と心当たりを感じた方は、
ぜひ一度ご相談、カウンセリングでお話を聴かせて頂きたいです。
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