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みなさまこんにちは、
いつもブログを読んで下さってどうもありがとうございます。
いつも「お前がおかしい」と言われていて
弊事務所は、いつも書いている事ですが、
「夫がDVモラハラ」
という案件を扱うことが多いです。
(ですので男女が逆の場合は夫と妻を入れ替えてお読みください)
そしてモラハラの夫とのコミュニケーションに日々、大変な苦労をされている方から、
これまでたくさんお話をお聴きして来ました。
コミュニケーションに苦労する原因はいくつかあるのですが、
中でもDVモラハラの加害‐被害の関係性が出来た後、
妻が何かしらのコミュニケーションを取ろうと話しかけた時に、
「は?何言ってんの?」
「だから何が言いたい訳?意味分かんねぇ」
「お前の言ってる事の意味が分かんない」
「もっとちゃんと話せ」
「だからお前はバカだって言われるんだ」
「支離滅裂」
「みんなお前の話は意味がわかんないって言ってるぞ?」
「お前と話すとほんと疲れるわ。周りにも言われないか?」
などなど。
この辺りのモラハラ語録はご紹介すると枚挙に暇がないのですが、
大体こんな感じです。
酷いケースだと怒鳴られたり、
話し掛けた時点で睨まれたり舌打ちをされている、
グラスをテーブルに「ガン!」とされたりと暴力的に言われているケースもあります。
また、物凄く大きなため息をつかれながらだったり、
心底バカにするような表情で言われて自尊心を傷つけられながら、
こういう言葉を放たれます。
結果、
言われる側の妻はますます委縮してしまいうまく話せなくなって、
どんどん悪循環に陥って行くのですよね。。
本当に何言っているのか分からない?
ご相談やカウンセリングにお越し頂く女性達は、最初、
「私がちゃんとできていないから夫を怒らせるんです」
「自分なりにどんなに頑張って喋っても、夫には
『お前の話は意味が分かんない』
って言われて。。これ以上どうしていいか分かりません」
「自分のコミュニケーション能力をどうにかしたいです」
と、
”自分が悪い”と捉えて初めてのご相談にいらっしゃる方。
そして、
「私は普通に友達もいるし、
正直これまでコミュニケーションで困った事って無いんです。
なのに、夫とだけは会話が成り立たなくて。。」
と、
重要な気づきに近づいたタイミングでお越し下さる方。
それぞれです。
けれどひとつ事実としてあるのは、
「お前の言ってる事分かんない」
「お前の話は意味分かんねぇ」
などと言われて困り果ててご相談やカウンセリングに来て下さっている女性達と対話していますが、
私は、彼女たちの話すことの意味も、言いたいことも、分かるんです。
みなさんとても分かりやすくお話されます。
「どうしてこれで『言っている意味が分かんない』になっちゃうのかな?」
純粋にそんなことを思いますが、
まさにここがコミュニケーションの「双方向性」なんですよね。
発信する側(話す側)がちゃんとしていても、
受け手側(聞く側)に受け取る気(聞く気)が無ければ、
対話もコミュニケーションも成立しないのです。
こういう時に最初に確認すること
ですのでこういう時、
私が真っ先に確認させて頂くのは、以下の事です。
1,現在、夫以外の他の人とも会話が成立しないですか?
2,これまでを振り返って、家族、学校、職場、友人、お店の店員さんなど、場や関係性が変わってもいつも会話が成り立たないですか?
多くのケースで、ご相談に来てくださった女性達の答は”No”です。
「そんなことは無いです。むしろ夫以外とは円滑におしゃべりできています」
「反対です。夫とだけ、会話が成立しません」
と。
念のために大親友や親、兄弟姉妹など、
とても近い関係性で”ある程度遠慮の要らない関係の人”
も想定において振り返って頂きますが、
そういう近しい関係の人からでも、
「私の話す事が意味分からないとか言われた事はないです」
「私の妹は何かあれば結構ズバズバ言うタイプですが、
そんな妹からも言われた事は無いです」
と。
変わるべきなのはあなた?
いつでも、どこでも、誰とでもコミュニケーションが難しい、
会話が成り立たない、
そう言うことであれば、もしかしたら変わるべき部分があなたの方にあるのかも知れません。
けれどそうではなくて、
他の場面は他の人とであれば問題なく成立しているコミュニケーションが、
夫とだけ成り立たない、という場合。
そういう場合は、原因はあなたにあるのではなくて
夫との関係性の中にある可能性が高いと考えます。
繰り返しですが、コミュニケーションは双方向です。
あなた一人の頑張りではどうにもできない部分があります。
関係性の見直しは、カウンセリングが有効
もしもあなたがこの記事の様な状況にある場合、
まず必要なのは現状と、夫との関係性の見直しです。
今後を見通すためには、
まずは正しい現状認識が必要だからです。
関係性や現状の振り返りは、
ひとりで行うよりも対話形式でフィードバックを受けながらの方が有効です。
これまで数千件の家族問題を扱ってきた専門家に、ぜひご相談下さい。
