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みなさまこんにちは、
いつもブログにお立ち寄り下さってどうもありがとうございます。
自分が現実と合わなかったとき
自分の中にある考え、期待、希望、見通し。。
人間はこうしたあらゆるものを内に秘めて生きています。
これ自体は自然なことで、
「この後こうなったらいいな」という期待や、
「こうしたいな」という希望、
「この後はこうなるだろう」という見通し、
こういうものは誰もが持っています。
そして同時に、
こういった期待や希望が叶わないときもあります。
自分の見通しとは異なる方向に現実が進んで行くことも、あります。
そんなとき、どうするか?
多くの健康的な大人は、
現実を受け入れ自分の方を現実に合わせてやんわりと修正します。
変えられない部分は受け入れて、
変えられる所については自分の取り組みで変えていく。
期待が大きすぎた、
見通しが甘かった、
色々とあると思いますが、
自分が間違っていた場合はそれを認める。
そうして折り合いをつけて生きているのです。
現実的に無理がある望み
しかし弊事務所で専門的に扱っている、
モラハラ夫やいわゆる”毒親”にカテゴライズされる人たち。
モラハラさんや毒親は、
自分を変えるのではなく現実の方を捻じ曲げようとします。
子どもに対する期待が大きすぎた毒親。
その子の年齢にそぐわない過大な課題を課して、
結果
「この年齢の子にその課題は無理です」
とどんなに説明されても、
それでもなお、
「いいや、子どもの努力が足りないからだ」
「頑張れば出来るはず」
と現実を見ず、期待を子どもに背負わせ続ける。
これは弊事務所で扱ったほんの一例にすぎず、
例えば
「学費は出したくないけれど子どもには大卒の経歴を持って欲しい」
「子どもに寄り添わないけれど”良い親”の称号は欲しい」
などなど。
子どもに暴力を振るってきた、
子どもを尊重せず高圧的に接してきた、
子どもにかかる手間を惜しんだ、
子どもに寄り添わなかった。。
こんなことを続けていては親子の距離は遠くなってもしょうがないと思いますが、
しかし、親として子どもにあまり関わって来なかった事実は無視して、
「あの子は気難しいから駄目だ」
「あいつ(子)がおかしい」
と、子どもの方に責任を転嫁する。
幼い子どもと成人した親がいたとき、
関係性を作る為に子どもの方が持てる力や影響力は、どうしても限界があるのに。
弊事務所でご相談の多いモラハラの夫もまた、
お聞きする数々のエピソードから感じるのは、
現実が自分の思い通りにならないとき、周囲の方を歪めるということです。
会社で思い通りの評価が得られないことは、会社の上司が無能だからだ、と。
(実際に数値で結果が出ていても、それも無視する)
イライラするとすぐに怒鳴るから子どもが怖がっている、
とか、
スマホやゲームばかりで子どもに関わらないから子どもが懐かないだけなのに、
「お前(妻)の育て方が悪いからだ」
「父親を尊敬させるのはお前(妻)の役割だ」
と。
自分が間違ったことも、
「お前(妻)がちゃんと確認していたらこうはならなかった」
「俺がA(間違った指示)と言っても、気を利かせてBもやっとくのが妻の役割だろ!」
と理不尽にキレる。
”自分がやってきた結果”である現実の状態を見ずに、
責任の所在を歪めて周囲のせいにし続けます。
”歪み”に閉じ込められる家族
モラハラさんや毒親は、
自分自身を見直すべき時にそれをせず(出来ず)
周囲の方を自分の希望に合うように無理やり捻じ曲げます。
その「捻じれ」に巻き込まれた家族は、
大変な苦痛を味わうことになります。
モラハラさんや毒親の望む通りに生きる義務など無いのに、
「お前のせいで私は不幸だ」
「お前がもっとこうだったら。。」
と、
家族なだけに近い距離感で頻繁に言われ続けます。
モラハラさんや毒親の希望を叶える役割を勝手に押し付けられて、”No”が言えない。
こんなの、辛すぎます。
誰しも”全て希望通り”はムリ
どんな人であっても、
多くの人たちが協力し合って生きる現代社会において
「全部自分の希望通り」
とするのはムリな話です。
どんな人であっても、です。
みんな、現実とある程度折り合いを付けながら生きているのです。
そんな中にあって、家庭内でのモラハラさんやいわゆる”毒親”は全て自分の思い通りに事を運ぼうとして、
そうならなかったときに自分の希望を修正するのではなく家族に無理やり押し付ける事でそれを叶えようとする。
叶わなかったときは自分以外の誰かのせいにする。
このブログを読んで下さっている方の中にも、
もしかしたらそういう望まない役割を押し付けられている人がいるかも知れません。
この記事で何か気付くことがあった方、
心のアンテナに引っかかるものを感じた方、
是非一度、カウンセリングを受けてみて頂きたいです。
自分の周囲に起きていたことのからくりが分かったり、
その気づきから、”自分の為に生きる”今後の見通しを立てられるかも知れません。
