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・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです
みなさまこんにちは、
本日もブログにお立ち寄り下さって
どうもありがとうございます。
先日カウンセリングを
させて頂いたAさん。
本日はAさんの許可を頂いた上で、
カウンセリングの中でAさんが語られた
大切な事を、
みなさまとシェアさせて頂きたいと思います。
Aさんもまた、
筆舌に尽くせない激しい暴力、
そしてモラハラによる支配、
その他モラハラ夫の女性関係などに
苦しめられ、
その後、
勇気を出して離婚を成立させた、
そんな状況の方です。
現在50代で
中学生から成人したお子さんまでおり、
お子さんとは良好な関係を作っている
お母さんでもあります。
元モラ夫からは何かと執着されて
大変な面がありますが、
そこを除けば離婚後、
安全に日々を積み重ねて過ごして
らっしゃいます。
そんなAさんが
少し前のカウンセリングの時に、
こんなことを仰いました。
「私、夫と離婚してから
”この人は信用していい人だ”
と言うのが、
ちゃんとわかる様になったんです」
と。
これ、実はとても大切な変化だと思います。
Aさんは続けて、
「結婚中は、私にとっては友人でも
元夫が嫌いな人は”ダメ”で、
お付き合いできなくなったり。。
私、長いことずっと
”夫の妻”もしくは”子どもの母”だったんです」
「でも今は、私個人として誘って貰えて、
私を選んで誘って貰えることがすごく幸せ」
とも仰いました。
「新しいお友達もできたし、
恋愛もできたし、
(元モラ夫の関連を除いた)
”こっち側”の人間関係は、今すごく良いです」
と。
これ、繰り返しですがすごく重要なことで、
モラハラの支配の渦中にいる頃って、
自分にとって必要な人や
自分が大切にしたいと思う人が
いたとしても、
妻にとって大切な人であればあるほど
モラハラ夫は面白くないし、
”妻を健全に支える安全な人”
の存在って、
DVやモラハラで支配したい人間にとっては
邪魔な人間になるから、
何かと排除されるんですよね。。
また、これは経験上誤解が多い部分かと
個人的にも思っていますが、
DVやモラハラ、虐待の渦中に長くいると
「DVや虐待への対応が上手になって
安全に過ごす術が身に付くのでは?」
と思われがちですが、逆なんです。
安全で健全な人間関係に囲まれて
育った人の方が、
自分を守る為のアンテナが育つし、
自然と自分を大切にすることが
身に付いているから、
自分を害する人からは距離を置くなどして
安全を守る事ができます。
かたや虐待やDVの渦中にいると、
少し優しい言葉を掛けられただけでも
すごくいい人に思えてしまったり、
辛い不安定な日々を過ごしていると、
つい本来頼るべきではない安全ではない人でも
寄りかかりたくなって近づいてしまう事も。
ですので、
Aさんが今回
DVモラハラの夫と離婚して
安全に暮らせるようになった後で、
「本当に信用して良い人が分かる様になった」
と仰るのは、
とても本質的な体験であり、
かつ重要なご経験なのです。
モラハラ禍を抜けた今が
安全であるという証拠で、
Aさんが離婚を選んだその選択が
間違いでなかったことを表しています。
今回のAさんの気づきが
非常に大切なものであることをお伝えし
ブログ掲載のお願いをした所、
Aさんは快諾してくださいました。
そして今現在もモラハラ禍で
辛い思いをしている方に対し、
ご自分の辛い経験を踏まえて、
温かなエールの言葉をたくさん仰って
おられました。
「50を過ぎた私でも出来たんだから、
みなさんもきっとできます」
「お金とか子どものこととか
考えなくてはならない事はいっぱいあると
思います。
私もそうだったから分かります。
でも、
辛い人生はもったいない」
「みなさんも自分の人生を大切にして
頂きたいです。。」
と。
Aさん、今回は大切な気づきとご体験を
みなさまとシェアする許可をくださいまして、
本当に有難うございました。
そして今苦しい思いをしている方への
寄り添い、温かなお言葉も、
ありがとうございます。
これからもAさんを応援しています。
また必要なときにはいつでもお話を
聴かせて下さいね。
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