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・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです
みなさまこんにちは、
本日もブログにお立ち寄り下さいまして
どうもありがとうございます。
過去にも何度か
このブログでも触れた事がありますが、
私は職業柄、
DVモラハラが原因で
離婚や別居に至った後で、
別居した妻にモラハラの夫があてた
手紙やLINE、メール。
弁護士や調停を通じて
モラハラ夫が提出してきた書面。
そういうものを
読ませて頂くことが多くありました。
その中で、妻にDVモラハラを
続けて来た夫が、
「自分は妻を心から愛している」
「自分は妻を大切にしてきた」
「家族の事を一番考えて来たのは
自分だ」
等と主張している事があります。
そしてこういった夫側の主張を
目の当たりにして、
夫から暴力をされ続けて来た妻は非常に
戸惑ったり、
混乱したり、
虚しさを感じたり、
憤ったり、
恐怖や不安を感じます。
なぜそんな思いに駆られるか？
夫側が言っている事と
妻に対して実際にしてきた事が、
真逆だからですよね。
これまで数多くの
夫からDVモラハラを受けている妻からの
声として、
「夫は、私に対してだけ」と言う枕詞で
以下の様なものをお聞きして来ました。
”夫は外では良い人”と言う事を前提に、
夫は、私と話すときだけすごく面倒臭そうです。
私に対してだけ命令口調です。
私のことだけ睨みつけてきます。
私のことだけ無視をします。
私に対してだけすごい威圧感です。
私のことだけ「ブタ」とか「バカ」と呼びます。
私と話すときだけすごく不機嫌です。
私のことは怒鳴ります。
私のことは「奴隷」と呼んでいました。
私にだけとても荒い口調になります。
私には暴力を振るいます。
他にももっとあって、
枚挙に暇が無いのですが。。
一般の良識の範囲で、
愛している人を睨みつけたり
命令口調で話しませんし、
威圧感は出さないと思います。
愛している人、
大切にしたい人に対して怒鳴らないし、
暴力を振るうなんてもっての外です。
こういうことをしておきながら
「自分は誰より妻を愛している」
と言われても。。
それは混乱して当然ですよね。
そして同時に
こういう事を言って来ること自体が、
自分がしたことを受け止めていないのでは？
自分の暴力を認めないつもりだろうか？
そんな新たな不安も生じさせます。
殴りながら「愛している」と
両極にあるメッセージを受け取ること自体が、
被害者にとっては大きな混乱とストレスを
生じさせます。
この状況に置かれている方、
とてもしんどいですよね。
