すすきの殺人事件の親子関係 | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
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NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
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みなさまこんにちは、

 

本日2回目の更新です。

 

 

 

昨年起きた、

 

札幌市はすすきののホテルで

男性会社員が殺害され、

 

頭部が切断され持ち去られた事件。

 

 

世間を震撼させました。

 

 

そしてその後、

 

精神科医の父、母、成人した娘という

親子3人が逮捕されました。

 

 

そしてこのうち、

 

死体遺棄ほう助などで起訴された

母親の公判が今月始まりました。

 

 

 

報道によりますと、

 

逮捕された娘は父親のことを

「ドライバーさん」

と呼び、

 

両親は娘を

「お嬢さん」

と呼んで敬語で話す。

 

 

娘の名前を取って

 

「瑠奈ファースト」の親子関係とも

報道されています。

 

 

 

私個人がこの件について

何か大した事を書けるわけでも

ないのですが、

 

やはり歪んで見える親子関係、

 

親と子の関係性にねじれが生じている

状況などは、

 

仕事上の関連もあって関心が高いです。

 

 

 

今の所で報道されている内容が

事実だという前提で、

 

私のこれまでの知見や経験をから

見てみますと

月並みな言い方になりますが、

 

 

両親は娘をそれは大切に扱っていたのは

事実でしょうし、

 

しかし反面、

 

「手に余る」

「どうしたら良いか分からない」

 

という感覚もあったのだろうと想像できて、

 

この両極の感情を

持ち合わせていたのではないかと推察します。

 

 

(ただしこの感情の濃淡は

父と母でかなり異なる感じもしていますが)

 

 

 

そうすると、

 

「もう少し早いタイミングで

外部に相談し

”ソトの風”を入れる事が出来ていたら。。」

 

と言う点に、どうしても行きつきます。

 

 

実際この犯行の後には、

被害者の遺体を損壊するという

残虐なことを行っていることを

両親も知っていたのですから、

 

その時点ですぐに警察への自首を促す、

 

娘がそうしないのであれば通報する、

 

そういう選択肢もあったでしょうが、

しかし、

両親はそうできなかった。

 

 

報道によると、公判内で母親は

 

「警察が近くに来ているのは分かっていたが、

どうする事もできなかった」

 

と証言したとのこと。

 

 

 

 

父親が評判の良い精神科医で

社会的地位もあったこと、

 

こういう社会的評価や世間体の様なものも

恐らく足かせになったのかな、

 

と想像します。

 

 

精神科医は(カウンセラーもですが)

自身の家族を見る事は避けるべきと

されていますから、

 

そうすると娘を診て貰う時には

必然的に、

 

自分が専門としている領域の中の

別の専門家を頼ることになる。

 

 

医療の世界も案外狭いですから、

 

これは確かにとても勇気の要ることだと

思います。

 

 

家族を守る為には勇気を振り絞らなくては

ならない時がありますが、

 

みんながみんな、

常にそうできるとは限らないのが

辛いところですね。

 

 

家族と言う密室性の高い関係が

良くない方向に転がりだした時、

 

なかなかそれを家族だけで抱えて

是正していく事の難しさを

この事件から改めて学んでいます。

 

 

 

 

私が日々関わっているモラハラDV、

虐待などのファミリーバイオレンスが

生じている家族関係にも、

 

夫婦や親子など、

家族の関係にねじれや歪みが生じており、

 

そして引くべき境界線や”けじめ”が

引ききれなかった時、

 

良くない支配や暴力、事件が起きています。

 

 

最後までまとまりのない文章に

なりましたが、

 

今後の公判で事実が明らかになる事を

期待しながら、

 

引き続き報道を追いたいと思います。

 

 

 

 

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