「~のくせに!」のその先~モラハラ | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

いつもブログを読んで下さって

どうもありがとうございます。

 

 

なんだかもう、真夏の暑さですね。。アセアセ

 

 

 

 

さて、本日の記事です。

 

 

 

何度かこのブログでも触れた事が

あるのですが、

 

日々DVモラハラや虐待、

ファミリーバイオレンス関連の

ご相談をお聞きする中で、とても嫌な言葉。

 

 

それは、

「~のくせに!」という発言です。

 

 

 

 

今から10年以上前の

開業当時からモラハラ界隈でお聞きしてきた

言葉ではありますが、

 

令和になった今の時代でも未だに、

 

弊事務所で扱いが多いDVモラハラの夫、

そしていわゆる毒親や虐待親の発言の中に、

 

「~のくせに!」

 

は多いです。

 

 

 

「女のくせに」

 

「妻のくせに」

 

「子どものくせに」

 

「バカなくせに」

 

「嫁のくせに」

 

「大した仕事もしてないくせに」

 

「母親のくせに」

 

「低能のくせに」

 

「主婦のくせに」

 

もう、あげればキリがありません。

 

 

 

 

こういう言い方自体が

相手への尊重が無いことが表れていますが、

 

その先に続く言葉が、

 

「子どものくせに親に意見するな」

 

「女のくせに生意気だ」

 

「バカなくせにいきがるな」

 

などなど、

否定と見下しに満ちた内容です。

 

 

 

特に多くお聞きするのは、

 

いわゆる毒親から子どもへの、

 

「子どものくせに親に口答えするな」

「子どものくせに親に意見するな」

 

の発言。

 

*ちなみに”子ども”と言っても

とうに成人して30代や40代になっている

自分の子に対しての言葉です。汗

 

 

 

それからモラハラ夫関連であれば、

 

「女のくせに俺に口答えするな」

 

「大したことしてない癖に偉そうに」

 

「低能のくせに生意気だ」

 

的な内容です。

 

 

 

「~のくせに」の後には

必ず相手への不尊重な言葉、

 

否定や見下しの言葉が続きます。

 

 

結局モラハラさんや毒親さんが言いたいのは、

 

「意見するな」

「黙って言う事をきけ」

「言う通りにしろ」

「お前の意見などどうでもいい」

 

と言った所ですよね。

 

 

 

恐らく日本一有名な「~のくせに」は、

ドラえもんのジャイアンが言う

 

「のび太のくせに生意気だ!」

 

かな、と思います。

 

 

のび太はのび太で

それ以外にはなりようがないのに、

 

のび太だという時点で

 

「のび太のくせに」と否定される。

 

 

これ、実際のモラハラの加害‐被害の

関係性の中でも起こっている事です。

 

 

被害者が何をしても、何を言っても

反対にしなくても言わなくても、

 

自分だというだけで否定される。

 

 

何をしているか、言っているかなど

関係なく否定される。

 

 

これじゃあ八方ふさがりで

逃げ場がありません。

 

 

パートナーや

関係が近くなり始めた友人知人などが

あなたに対して

 

「~のくせに」

 

という言い方をする様になってきたならば、

 

例えどんなに

「それまでは良い人だった」としても、

 

冷静に、立ち止まって関係性や相手の言動を

見直すことをお勧めします。

 

 

 

 

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