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・ご紹介する事例はプライバシーに配慮し過去の複数の事例を再構成したフィクションです
みなさまこんにちは、
いつもブログを読んで下さって
どうもありがとうございます。
なんだかもう、真夏の暑さですね。。
さて、本日の記事です。
何度かこのブログでも触れた事が
あるのですが、
日々DVモラハラや虐待、
ファミリーバイオレンス関連の
ご相談をお聞きする中で、とても嫌な言葉。
それは、
「~のくせに!」という発言です。
今から10年以上前の
開業当時からモラハラ界隈でお聞きしてきた
言葉ではありますが、
令和になった今の時代でも未だに、
弊事務所で扱いが多いDVモラハラの夫、
そしていわゆる毒親や虐待親の発言の中に、
「~のくせに!」
は多いです。
「女のくせに」
「妻のくせに」
「子どものくせに」
「バカなくせに」
「嫁のくせに」
「大した仕事もしてないくせに」
「母親のくせに」
「低能のくせに」
「主婦のくせに」
もう、あげればキリがありません。
こういう言い方自体が
相手への尊重が無いことが表れていますが、
その先に続く言葉が、
「子どものくせに親に意見するな」
「女のくせに生意気だ」
「バカなくせにいきがるな」
などなど、
否定と見下しに満ちた内容です。
特に多くお聞きするのは、
いわゆる毒親から子どもへの、
「子どものくせに親に口答えするな」
「子どものくせに親に意見するな」
の発言。
*ちなみに”子ども”と言っても
とうに成人して30代や40代になっている
自分の子に対しての言葉です。汗
それからモラハラ夫関連であれば、
「女のくせに俺に口答えするな」
「大したことしてない癖に偉そうに」
「低能のくせに生意気だ」
的な内容です。
「~のくせに」の後には
必ず相手への不尊重な言葉、
否定や見下しの言葉が続きます。
結局モラハラさんや毒親さんが言いたいのは、
「意見するな」
「黙って言う事をきけ」
「言う通りにしろ」
「お前の意見などどうでもいい」
と言った所ですよね。
恐らく日本一有名な「~のくせに」は、
ドラえもんのジャイアンが言う
「のび太のくせに生意気だ!」
かな、と思います。
のび太はのび太で
それ以外にはなりようがないのに、
のび太だという時点で
「のび太のくせに」と否定される。
これ、実際のモラハラの加害‐被害の
関係性の中でも起こっている事です。
被害者が何をしても、何を言っても
反対にしなくても言わなくても、
自分だというだけで否定される。
何をしているか、言っているかなど
関係なく否定される。
これじゃあ八方ふさがりで
逃げ場がありません。
パートナーや
関係が近くなり始めた友人知人などが
あなたに対して
「~のくせに」
という言い方をする様になってきたならば、
例えどんなに
「それまでは良い人だった」としても、
冷静に、立ち止まって関係性や相手の言動を
見直すことをお勧めします。
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