無自覚に、外出先でキレる~モラハラ | 後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

後悔しない離婚協議書/DVモラハラ/毒親 相談実績5000件超の家族問題専門公認心理師/行政書士 佐藤千恵

家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお立ち寄り下さって

どうもありがとうございます。

 

 

今日から6月、

 

もう一年の半分に近づいているだなんて

本当に早いですね。

 

 

さて、本日の記事です。

 

 

 

 

 

このブログでは何度も触れている、

 

モラハラ夫との「トラベルはトラブル」。

 

 

モラ夫と旅行に行くと

 

途中でモラ夫がキレて怒鳴る、

 

不機嫌になる雰囲気をぶち壊す、

 

イライラすると子どもが同乗していても

お構いなしに荒い運転、

 

酷いと旅先で置き去りにされた人も。

 

 

こういった、

モラ夫との旅行中に起こる

ネガティブな出来事を指して、

 

「トラブルはトラベル」と

いつしか多くの経験者が言うようになりました。

 

 

 

けれどトラブルが起こるのは

何も旅行だけではありませんよね。

 

 

「夫との外出はとても嫌」

 

「夫にお出かけに誘われたけれど

行きたくない」

 

「夫との外出、断りたいけど断れない」

 

こういう訴えは

これまで本当にたくさんお聞きして来ました。

 

 

 

先にお示しした様な

旅先でのトラブルは、

 

外出先でも起こります。

 

 

家族での外出中に

混雑している事にキレて

ひとりでどんどん先を歩いて行って、

 

子どもの手を引きながら

モラ夫の後をついていくのに必死だった、

という方。

 

 

 

車の中で不機嫌になったモラ夫が

キレ始めて、

 

その時、いつもは賑やかな子ども達が

後部座席で「シン」と静かに座り続けていた事が

非常に胸が痛かった、と話された方。

 

 

子どもが乗っているのに機嫌が悪くなると

急加速、急ブレーキで、

 

本当に死ぬかもしれないと

気が気じゃなかった、と仰った方。

 

 

 

外出先で人が見ている前でも

怒鳴られた方、

 

土下座させられた方、

 

様々な「外出先でのモラハラエピソード」を

お聞きして来ました。

 

 

 

これも一部のモラハラさんの特徴なのか、

 

モラ夫がキレて道中の車の中ももう

お通夜の様に静かで、

 

家族の誰もこの外出を楽しめていない。

 

 

むしろ妻子は疲れてしまって

もう外出は中断したい、

 

そんな雰囲気が満載なのに、

 

なぜかモラ夫の中には

お出かけして家族で楽しんだり

良い思い出を作る事、よりも、

 

「とにかく家族でお出かけすること」

が目的になっているタイプが

いるのですよね。

 

 

 

なので、

道中で妻を怒鳴りまくって

それを見た子どもは泣いているし、

 

誰もはしゃいでいないし楽しんでもいない、

 

「こんなお出かけ何の意味も無い」

 

という状況になっているのに、

 

それなのにモラ夫だけが

中断するという事が頭にないのか(?)、

 

「ほら!次はどこ行くんだよ!」

「早く行くぞ!」

 

と、

お出かけだけは最後まで続けようとしている。。

 

 

子どもの様子を見て臨機応変に

判断するとか、

 

柔軟に対応するとか、

 

そういうのが苦手(出来ない)みたいで、

 

ただ不機嫌で怒りまくっているモラ夫を

これ以上イライラさせない様に、

 

ただその為だけに

家族は必至に行動している。

 

 

これが家族のお出かけの趣旨でしょうか?

 

 

 

例えば子どもを連れてのお出かけでも、

 

既に道中でキレたモラ夫をみて

泣いた子どもの手を引いて、

 

楽しくも無い公園巡りをしたり、

 

子どもはもう怯えてるし疲れてて、

それでも動物園などでは

 

「せっかく連れてきてやったのに!」

 

とさらにキレるモラ夫が怖くて、

 

正直動物へのエサやりなんて

もうどうでもいい状況なのに、

 

「早く(エサやり)やって来い!」

 

と怒鳴るモラ夫が面倒くさいから、

 

「ほら、ママとウサギにエサあげよう~♪」

 

とか、

無理やり子どもを盛り立てて

泣いてる子どもの手にエサを持たせて。。

 

 

「自分でも、

”私何やってんだろ”って思いました」

 

「こんなの家族のお出かけって言えます?」

 

「子どもは全然楽しそうじゃないのに、

子どもの様子は全く見ていないんですよね」

 

「モラ夫の自己満足で子どもにエサやりを

させてるだけです。

で、それを写真撮影して

モラ夫だけが満足しているんです」

 

こういうお声、

本当にたくさんお聞きして来ました。

 

 

 

他の家族はもう

 

「お出かけはこりごり」

 

と思っているのに、

 

モラ夫だけが無自覚にキレて怒鳴って

家族の時間を台無しにしている。

 

この”無自覚”と言う点が、

 

大問題だと感じています。

 

 

 

そしてなぜこんな言動をしておきながら

モラ夫が無自覚でいられるか?

を考えると、やはり、

 

「相手が妻なら怒鳴っていい」

 

「家族の中で一番偉いのは自分」

 

「家族は自分の所有物」

 

「家族になら何をしてもいい」

 

等と思っているからなのですよね。

 

 

反対に、

 

「家族にも対しても気遣いは必要だ」

 

「楽しい時間になる様に

家族みんなで協力する必要がある」

 

「子どもを安全に楽しませるのは

親である自分の責任」

 

「みんなで出かけているのだから

全てが自分の思い通りになるはずが無い」

 

等という考えが少しでもあれば、

 

 

妻子を乗せた状態で

危ない運転などできる訳が無いし、

 

少々思い通りに行かなかっただけで

怒鳴りまくるとか、

イライラを露わにするとか、

 

外出先で暴力を振るったり

相手が困ると分かっていて妻子を置き去りに

するとか、

 

そんなこと出来ないですよね。

 

 

 

こういうケースのモラハラ夫は

(繰り返しますが)無自覚ですし、

 

むしろ自分が外出や旅行に連れていったことを

 

「連れて行ってやった」とか、

 

家族が喜んでいる、等と思っている場合もあり、

 

なので

少しの時間が経つとまた

外出や旅行に誘ってくることがあります。

 

 

そこで子どもが「行かない」と言ったり

妻が行き渋ったりすると、

無自覚だけにキレてきたりもするので、

 

それもまた、厄介ですよね。

 

 

 

最後に、

(これはご本人の許可を頂いています)

 

少し前にこの記事と同様のご相談をしに

来てくださったとあるご相談者さまが、

 

「もう、旅行どころか人生だって一ミリも

一緒に歩きたくなくなってますよ」

 

と仰って一緒に笑ったことがあったのですが。。

 

 

けれどこのブログを

読んで下さっている方の中には、

 

そのお気持ちはとってもわかる!

という方が多いでしょうね。。

 

 

 

 

 

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