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みなさまこんにちは、
本日もブログにお越し下さいまして
どうもありがとうございます。
ここ数日書いている
こちらの記事の続きです↓
これをする人はモラハラの可能性が
高いと思うこととして
本日ご紹介するのは、
”感情の起伏が激しい人”
です。
これもお伝えする時に
少々注意が必要だと感じているの
ですが、
”モラハラする人は感情の起伏が激しい”
と語られるとき、
私が確認した限りですが、
「感情をコントロールするのが
苦手な人」
と説明されているのが目につきました。
確かに間違いではないとは
思います、ケースによっては。
でも、
実際に現場にいるとちょっと違うと
感じるケースも多いのが事実です。
弊事務所は
「夫がDVモラハラ」
という内容でのご相談が多いですが、
モラ夫の中にはむしろ、
感情のコントロールが的確にできる、
そういうケースも珍しくないからです。
＊あくまで「モラ夫にとっての的確」です
自分が不利にならない様に、
自分にとって得する相手の前では
感情をきちんとコントロールできる。
そういうモラハラさんは
少なくありません。
ですので冒頭の
「感情の起伏が激しい人」
と言うのは
単に感情のコントロールが
出来ない人、
という捉え方では無くて、
「こいつに対しては感情むき出しでいい」
「この人の前では
感情を我慢する必要なくぶつけて良い」
こういう考え方が出来る人、
かつそれを実行できる人、
という捉え方です。
ターゲットの前でだけ
感情の起伏が激しい人、と
言い換えることが出来るでしょうか。
ですので
ターゲットにされると本当に過酷で、
これはモラ夫やモラ妻の配偶者に
なってみると分かりますが、
本当に些細なことでいちいち
激高したり、
本当に小さなことで喚き始めたりと
大変です。
先ほども記しました様に
弊事務所は「夫がモラハラ」という
ご相談が多いですが、
夕飯時、
箸が出ていなかっただけで
瞬間的にお皿が宙を舞っている。
ちょっとした相手の言葉尻や
態度にへそを曲げて、
いつまでもしつこく拗ねる。
さっきまで普通だったのに
５秒後には些細な事でキレて
怒鳴っている。
「いきなり怒る」
「いきなり怒鳴る」
は、
モラ夫関連のご相談で
これまでどれだけお聞きしてきたか
分からないほどです。
そうかと思えば
キレて暴れて散々家族を罵倒し
恐怖に陥れておきながら、
数分後にはケロリとして
「じゃあ出かけようか」
「ごはん食べよう」
と、いつも通りに戻っている。
出かける時には
罵倒され恐怖に陥れられた
妻子の気持ちには関係なく、
「外では泣くなよ」
「いつも通りにしてろよ」
と、
いつも通りを要求してくる。
外に出ると実際に、
「ほんの１０分前までは
キレて暴れまくっていた人とは
思えないような笑顔」
で他者と会話していたりもする。
こういうモラ夫と
離婚や別居をした後の方から、
「ウチの夫は
もしかしたらサイコパスかもと
思いました」
「夫の感情はジェットコースター」
「感情の起伏が激しすぎて
家族は付いていけません」
そんな訴えをたくさんお聞きしました。
さっきまで些細な事でキレまくって
怒鳴っていたのが、
突然泣きながら
「君とうまくやって行きたい」
と訴えてきたり、
妻がモラ夫の期待通りに
気持ちを理解しないと癇癪を起こし、
「分かってくれよぉ～！」
と泣き出した、
と言うケースも
これまで複数お聞きしていて、
ちょっと困惑するような
感情の起伏の激しさを見せる事も。
モラ夫の感情表出に関して、
「まるで幼い子どもの様」
「私に対する感情の表し方が
子どもじみていると感じていた」
と振り返る方もいらっしゃいました。
そもそも、関係性に関わらず
感情の起伏の激しい人と関わるのは
疲弊させられるものです。
そしてそれとは別に、
親密な関係性にある相手が
あなたに対して感情を露わにする、
起伏の激しい感情に
あなたを巻き込もうとする、
自分の感情を満たす役割を
あなたに負わせようとしてくること
自体が問題だと思いますし、
「あなたの前でなら遠慮なく感情を
むき出しにしていいんだ」
「自分の感情のお守りはあなたに
やらせればいい」
と相手が考えていること自体が
不健康なのです。
そもそも
モラルハラスメントと言う加害自体が
ターゲットを決めた上でなされる、
と言われています。
あなたの前で感情の起伏が激しく
感情むき出しに巻き込んでくる人は、
他の人にとってはどうであれ
あなたにはモラハラしてくる人、
その可能性があると考えます。
