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みなさまこんにちは、
いつもブログにお越し下さり
どうもありがとうございます。
ここ数日書いています、
以下の記事の続きです。
先に書きました２つの記事で
触れた以外の事で、
「これをする人は
モラハラの可能性高いな」
と感じるのは、
”息するように嘘をつく人”
です。
ここで念を押しておきたいのが、
「単に嘘つきな人」
と言うのとは
一線を画す、と言う点です。
これまで多くの、
実際のモラハラ被害経験者からの
ご相談をお聞きしてきた立場として
感じるのは、
・「その嘘に何の意味が？」と
思う様な嘘をつく
・些細な、嘘をつく必要なんて無い
場面でも嘘をつく
・日常的に嘘をつきすぎて
嘘をついた本人も本当のことが
分からなくなる場合もある
（嘘の状況を確信をもって信じる
様になっている）
こういう感じの嘘のつき方だと
いうこと。
先述しました通り、
まさに、
”息するように嘘をつく”んです。
弊事務所は家庭内モラハラに関して、
女性側からのご相談が多い為
その設定で例示しますが、
例えば
「今日は夕飯いらない」
と言っていた夫が
突然帰宅して「ご飯は？」と聞く。
妻が
「今日は夕飯いらないって
言っていたよね？」
と返すと
「そんなことは言っていない」と。
ここまでなら単なるごまかしや嘘、
程度に聞こえますが、
その時の表情や雰囲気が、
”妻がこんな風に言うなんて
信じられない”
”僕は絶対にそんなこと言っていない
のに、
妻はなんでこんな
意地悪な事を言うんだろう！？”
位の雰囲気を出す勢いです。
お弁当や飲み物などを妻が買いに
行くとき、
夫に何が良いか聞くと
「なんでもいい」と答えた。
なので妻が選んで買ってくると、
「俺はAがいいって言ったのに」と。
妻が
「なんでもいいって言ったでしょ？」
と確認するも、
モラ夫の方は
「俺の意見は無視される」
「俺は好きな飲み物も買って貰えない」
等と被害者モードに突入する。
夫が妻に「窓を開けておいて」と
頼んだので
妻が窓を開けておいた。
すると夫が
「なんで窓を開けっぱなしにするんだ。
俺は窓を開けろなんて頼んでいない」
と。
妻が「嘘言わないでよ」と抗議すると
モラ夫の方が
「嘘つきはお前の方だ」
「君、少しおかしいんじゃない？」
と責めてくる。
酷いと怒られてしまう。
窓の開け閉めや
買って来るお茶やお弁当の種類、
明かりや換気扇を付けた消した、
など、
ひとつひとつは
本当に些細な事ばかりなので、
夫を怒らせると面倒だし、
実際に起きていることは
まさに些細な事なので、
「おかしいな、おかしいな」
と思いながら妻は過ごす事になる。
更に悪意が強まると、
例えば妻のカバンやスマホ、
眼鏡などを隠して、
妻が「知らない？」と聞くと
モラ夫が「知らない」と。
けれど後から探してみたら、
普段夫しか立ち入らない場所から
それらが見つかった、と言うケース。
酷いケースだと
妻の常備薬を隠されたり
勝手に置き場所を変えられたりして、
必要な時に服薬が出来ず、
”このままでは健康状態に
悪影響を及ぼす”
と危惧するケースもありました。
けれどこれも夫に聞くと、
「知らない」
「自分の管理が悪いだけなのに
人のせいにするな」
「君が無意識にどこか別の場所に
置たんじゃないの？僕は知らないよ」
と。
妻は自分がしたことでは無いのに
「君がやったんだろう」
「人のせいにするな」
「おかしいのはお前の方だ」
と言われ続け、
「変だな、おかしいな」
「そんなはずは無いのに」
と思いながら静かな混乱に
陥っていきます。
一般的に、嘘って、
嘘をつく本人の保身のために
なされることが多いですよね。
しかし私が見て来たモラハラケースで
”呼吸するように嘘をつく”
タイプのモラハラさんは、
保身ももちろんではありますが
それ以上に妻を翻弄したり、
戸惑わせたりする為にしている？
と感じるケースが多いです。
後半に書いた事例は
モラハラと言うよりも
ガスライティングに近いかも
知れませんが、
モラハラもガスライティングも
ターゲットとの間に主従関係を作り
相手を支配する為になされる、
という部分では共通します。
また本日ご紹介したケースは
男女関係なく加害者が存在し、
特に後半に書いたケースは
いわゆるママ友関係の中で
操作的に人間関係の中で振舞う
ケースや、
いわゆる
「サークルクラッシャー」
「人間関係クラッシャー」
と言われるようなタイプの人にも
共通すると考えます。
本当に些細なことで嘘をつくので
いちいち嘘の有無、
相手の発言の正誤を追及するのも
なんだしな。。
そういうレベルの所を付いてくるので
非常にやりにくいのですが、
その結果、
「君の方がおかしいんじゃないか？」
「嘘ついてるのはお前の方だ」
等といった発言と共に現れる時は
モラハラの可能性がより強くなると、
経験上でそう思っています。
こういう人もまた、
あなたのメンタルヘルスを
削ってくる相手である事には
間違いないですから、
息するように嘘をつく人には
注意して頂きたいです。
