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＊本日お昼の記事の続きです＊
私が経験してきた実例では
モラ夫は急かす傾向があるのですが、
（＊中には完全に放置したり無視する
モラ夫もいますが、
それは私の経験上はかなり少数でした）
その渦に巻き込まれない様に。
「考える時間が欲しい」
と伝えているにも拘らず
「今すぐ決断しろ」
「今戻らないならもう離婚だ」
等とモラ夫が言ってきたのなら、
あなたの考えを尊重してくれない
その態度自体が
”今後も共に人生を歩める人か”
”あなたを尊重する気持ちがある人か”
を見極めるひとつの材料です。
そしてもう一つ、
多くの女性たちのご相談をお受けする
経験を通じてしった、
重要だと思うこと。
これまでそう少なくない女性達から、
「こんな目（暴力）に遭っても
離婚を決断できない自分は
バカなんだと思っていました」
「別居しようって決意して、
でも怖くなってその決意を取りやめて、
結局この繰り返しで
不眠と鬱で仕事もできなくなって
本当に別居できなくなりました。
私って本当にバカです」
「こんなひどいDVになっているのに
離婚したくないと考えている私って、
頭がおかしいんだと自分で思って
いました」
こういう趣旨の語りを
本当に本当にたくさんお聞きしてきました。
けれど決して
あなたがバカだとか、
頭がおかしいとか、
そんなことはありません。
むしろ簡単に決断できないのは、
それだけ真剣に悩み苦しんでいると
言う事の表れでもあると感じます。
家族やお子さんの事を
真剣に考えているからこそ、
悩むし迷うのです。
他方の視点として、
DVの渦中にいると自分で自分のことを
「バカだ」
「頭がおかしい」
「全部私のせいだ」
と考える様になってしまう。。
そういうケースも本当にあります。
私がお伝えしたいのは、
あなたが自分をそう思うように
なってしまったのなら、
それはそこにそうなる様な理由が
ある、ということです。
自己評価が低くなり自身が持てなくなり
起きている悪いことに対して
「私がバカだからだ」
「私がおかしいせいだ」
と罪悪感や自責の念に
駆られているのだとしたら、
そうなってしまう環境や構造が
そこにあるのだと考えます。
一般的に言っても、
離婚や別居をする決断って
とても重たくて勇気の要ることです。
ましてやその様な決断を、
暴力や支配を受けて
自信や自尊心が低下し、
大きな不安を抱えて
心が傷ついている状態で下すなんて、
相当なことなんです。
繰り返しですが、
「今すぐ決断しろ」
「今帰って来ないなら離婚だ」
「今日中に離婚か戻って来るか決めろ」
等と言われても、
まずは焦る必要はないということ。
あなたはあなたのペースで
考えて良いんだということ。
これを知っておいてください。
過去のクライアントさんからは、
「カウンセリングで話すことで、
自分で話しながら状況が理解できた
感じでした」
「自分の口で話しながら
だんだん客観的に自分の状況が
分かる様になったんです」
「言葉にして話すことで同時に分析
できたというか、
状況を客観的に理解できて、
こうするのがいいな、って決断に
たどり着けました」
こういった趣旨のご感想も
頂いてきました。
こういう時に一人で抱えずに
誰かに話を聴いて貰うこと、
とても大切です。
信用できる人が身近にいるなら
そういう人に、
ベストなのは理解のある専門家に、
こういう事って誰にでも話せることでは
無いし、話すにも少し勇気が必要だけれど、
でも、一人で抱えないで頂きたいです。
