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・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです
みなさまこんにちは、
本日もブログにお越し下さいまして
どうもありがとうございます。
少し雨続きだった福岡も、
昨日から晴れが戻りました。
なので少し長めの散歩をしています。
お散歩中、
この時期ならではの楽しみは。。
やはり、桜ですね。
少し前に、
だいぶ蕾が膨らんでいると
思ってはいましたが、
事務所や自宅の周辺は
一気に満開を迎えている感じです。
やっぱり、きれいですね。
なるべく長く楽しみたいなぁ。。
さて、本日の記事です。
本日も
許可を頂くことができましたので、
クライアントのAさんとの
カウンセリングでのやり取りの一部を、
みなさまとシェアさせて頂きたいと
思います。
と言いましても、
今日の記事タイトルが
ほぼほぼネタバレなのですけれどね。汗
Aさんの背景を少し説明しますと、
弊事務所の多くのクライアントさんと
同様に、
結婚後に夫から激しいDVモラハラ、
さらにモラ夫の女性関係にも
苦しめられ、
別居と離婚を経験された方です。
そのAさんと少し前に行った
カウンセリングで、
こんなやり取りがありました。
Aさん:
「年が明けてすぐに
すごく体調を崩しちゃって。。
コロナかと思ったんですが
コロナは陰性で、
結局酷い風邪だったみたいです」
私:
「それは大変でしたね。
Aさん一人暮らしだから、
食事とか療養するの大丈夫でしたか?」
Aさん:
「なんとか大丈夫でした。
今は一人だから、
食べられそうな時に簡単な、
茹でるだけのうどんとか
レトルトのおかゆ温めるとかして、
後はゆっくり寝ていました」
私:
「。。。良かったですよね。
おめでとう、とまで言ったら
言い過ぎでしょうか。。」
Aさん:
「いや、おめでとうでいいです!
本当に良かったですよ~
元夫と離れた後で!」
さて、ここだけ読むと
一般的には、
「体調崩して寝込んだ話なのに、
何が”良かった”なの?
何が”おめでとう”なの?」
と不思議に、
人によっては不謹慎にすら
感じられるかも知れません。
けれどこの状況、
Aさんにとっては
勇気をだして行動した末に得られた、
大変な成果なのです。
なぜならAさんは。。
先述の通り
元夫からはひどいDVモラハラを
受けていましたから、
別居するまでは、
どんなに具合が悪くても、
高い熱が出ているときでも、
いつも通りのモラ夫の食事を
作り続けていました。
何ならモラ夫のための
ベッドメイクや
晩酌のおつまみの用意も。
いつからか、Aさんが
「具合悪い」
「熱がある」
というとモラ夫が不機嫌になったり
体調不良を責められるようにも
なったから、
具合が悪いことを察知されない様に、
そんなことにまで
気をまわしながら生活していたのです。
そういった”渦中にいた頃”のお話を
たくさん共有していましたから、
なのでつい、
現在、体調不良になったAさんが
きちんと横になって療養し、
食事も必要に応じて
簡単に済ませられる生活が手に入った、
そのことに思わず
「良かった」
という言葉が
Aさんと私から出てくるのです。
でもこうして文章にしてみて
改めて思うのは。。
高熱が出て具合が悪い時に
他人の食事の心配をしなくていいとか、
横になってちゃんと休めるとか、
思えばそんなの当たり前の事なのに
それができないDVモラハラ被害者。
DVモラハラの渦中にいるという事が
いかに過酷なことか。。
それを改めて感じますよね。
Aさん、
改めまして今回はブログ掲載の許可を
ありがとうございました。
引き続き、体調にも気を付けて
お過ごしくださいね。
