それらが向かう先は~モラルハラスメント | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

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家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

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事務所の特質上、記事は夫からモラルハラスメントを受けている妻と言う設定が多いです。あらかじめご了承下さい(ファミリーバイオレンスは女性が加害者となるケースもあります)

・当ブログは実際のDVやモラハラ事例を含む内容を紹介している記事が多いです。フラッシュバックの心配がおありの方はご注意下さい

・記事及び写真の無断転載コピー流用等は固くお断りいたします

・記事の内容はあくまで執筆当時の情報、考えや経験に基づくものであることをご了承ください

・ご紹介している事例はプライバシーに配慮し過去の複数の相談事例を再構成したものです

 

 

 

 

みなさまこんにちは、

 

本日もブログにお越し下さいまして

どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

いやぁ~、いよいよ今夜ですね。。

 

 

WBC準々決勝イタリア戦アップアップ

 

 

今日現地観戦できる人、

 

い~いなぁ~~~笑い泣き笑い泣き

 

 

 

今朝は報道番組も

軒並み今夜の一戦について、

 

元メジャーリーガーなどを呼び

解説を入れながら報じていました。

 

 

もう、

このまま19時の試合開始まで

ずっとこんな感じで

野球の話しててほしい。笑

 

 

ずっと聞いていられるわデレデレデレデレ

 

もう、

今夜は夕飯の支度もしません真顔

↑宣言。笑

 

 

ハンバーガーでもテイクアウトして

19時にはテレビ前に集合だぁ~びっくりマーク

 

 

 

 

 

さて、

 

一呼吸して落ち着いて(どうどう)、

 

本日の記事です。

 

 

 

 

 

カウンセリングの中で

深い深い悲しみを語る方。

 

 

その方は、

実は大きな怒りを抑圧していた。

 

 

反対に、

 

虐待や暴力を行った加害者に

強い怒りを感じ、

 

その怒りを持て余している様にすら

感じている方が、

 

その心の奥に抱えているのは

怒りではなく強い悲しみだった。

 

 

そういう方も少なくありません。

 

 

 

 

 

怒りと悲しみは

表裏一体の感情の様に思います。

 

 

 

本日は

 

怒りや苛立ち、暴力などが

向かう先、について話したいと思います。

 

 

 

 

幼い頃から虐待を受け続けてきた。

 

 

結婚後にDVやモラハラに遭い、

 

人格を軽んじられ

尊厳を傷つけられ続けた。

 

 

そんな方が強い怒りを抱えることは

むしろ自然なことです。

 

 

ですのでカウンセリングの中では、

モラハラや虐待被害経験者の方と、

 

怒りの表現や表出について

語ることがあります。

 

 

 

一言でいうならば、

 

「怒りは、

適切な相手に適切な方法で返す」

 

ということ。

 

 

 

先に「適切な方法で」という方に

触れますと、

 

怒っているからと言って、

 

それこそ暴力でやり返すのは

適切な方法とは言えませんし、

(そんなことをして捕まってしまえば

本人の為にもならない)

 

ただ感情に任せて怒りを爆発

させてしまったり、

 

アルコールを過剰摂取して

健康を損ねるなどは、

 

これは本人の為にもならない様に

思います。

 

 

それ以外の方法で。。

 

一言でいうなら

 

「その人と周囲にとって安全なやり方」

 

で怒りを表現し放出する方法を

共に考える。

 

 

そういう作業に

クライアントさんと共に取り組みます。

 

 

 

 

そして、

こっちがどちらかと言うと

本日の記事の確信なのですが、

 

「適切な人に」怒りを返すという点。

 

 

これは本当に注意が必要だと

感じています。

 

 

怒りと言うのは、

 

これは暴力や苛立ちなども含めて、

 

返すべき人に返すと言うよりも、

ぶつけやすい所にぶつけられる。

 

 

怒りは向けるべき人にではなく

向けやすい人に向けられる、

 

だから注意が必要と思います。

 

 

 

そしてこの

 

”ぶつけやすい人”

”向けやすい人”

 

に選ばれやすいのは、

 

一般に、弱い立場の人です。

 

 

 

ファミリーバイオレンスを

専門に扱っていると、

 

この点については

痛感する事が本当に多いです。

 

 

 

家庭内で最も体力と経済力を持つ

現役世代の夫が、

妻や子どもに暴力を振るう。

 

 

感情をおさえられない母親が、

 

その暴発した感情を

幼い子どもにぶつける。

 

 

成人して体の大きさも体力も

親を上回った子どもが、

 

年老いた親に暴力を振るい

言いなりにさせる。

 

 

 

弊事務所は

「夫からのDVモラハラ」

に関するご相談が

最も多いのですが、

 

DVモラハラ夫の事案などでは

まさに、

 

「ぶつけるべきではない相手に、

不適切な方法で怒り、苛立ち、不全感、

不安などをぶつけている」

 

そんな場面が日常茶飯事です。

 

 

 

モラ夫自身が抱えている、

 

会社での不満、

 

親への不満、

 

自分自身への不全感、

 

思い通りに行かない事への苛立ち。。

 

 

それらは本来

モラ夫自身が自分で取り組んだり、

 

会社の不満は会社に、

 

親への不満は親に

働きかけるべきところを、

 

不満や苛立ちをぶつけやすい

妻や子どもにそれらを向けて、

 

それで一瞬のガス抜きをしている。

 

 

けれどそれは

根本的な解決では無いから、

 

いずれまた不満や苛立ちが溜まると

同じことを繰り返す。。

 

 

妻子からの信頼や

温かで安全な家族関係を作る事と

引き換えに、

 

一瞬の心のガス抜き、

一時的に「スカッとした」という

感覚を手に入れたところで、

 

そこから一体何が

生まれるというのでしょう。。

 

 

代償があまりに大きいと感じます。

 

 

 

 

怒りは、

適切な相手に適切な方法で、が大切。

 

 

そして怒りや苛立ちと言う感情は、

 

向けるべき相手ではなく

向けやすい相手、

 

ぶつけやすい相手に向かうものだと

いうこと。

 

 

 

多くの方に、

 

頭の片隅でもいいから

知っておいて頂きたいことです。