人を怒鳴ると言う行為~モラルハラスメント | 相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

相談実績5000件 DVモラハラ虐待 家族問題専門カウンセラー/行政書士

家族問題/DVモラハラ/毒親問題専門 公認心理師/行政書士
【メディア掲載】
光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

 

 

 

 

 

 

 

「モラハラ」と言う

肉体的暴力を伴わないDVを

専門に扱っていることから、

 

 

私はこれまで

 

「妻を怒鳴る夫」

 

のご相談をたくさん受けてきました。

 

 

 

 

決して手を上げる事はしないけれど、

妻を怒鳴りまくる夫。

 

 

どこから出て来るのかと思う位大声で

怒鳴る夫。

 

 

 

顔を真っ赤にして尋常ではない様子で

怒鳴りまくる夫。

 

 

顔を真っ白にして目だけ血走った様子で

妻を怒鳴りつける夫。

 

 

 

 

 

ご相談の中で怒鳴る夫を思い出すだけで

動揺した様子を見せたり、

 

 

「怖い、とにかく怖い」

 

と訴える女性たちのお話を、

これまでたくさん聞かせて頂きました。

 

 

 

 

 

 

私は常々

 

「暴力は弱さの表れ」

 

だと思っています。

 

 

 

だからモラ夫が怒鳴れば怒鳴る程、

 

「自分の弱さを表している」

 

と感じます。

 

 

 

ただ、こう言う考えにたどり着けたのは

専門的な勉強やトレーニングを受けた後の

話であって、

 

 

過去、まだ父のモラハラの渦中にいた

子ども時代には、

 

怒鳴るモラ父が怖くて怖くて

雪が降る真冬に寒いトイレに逃げ込んで

震えながら夜を過ごした経験もあります。

 

 

 

怒鳴る父の恐怖より冬のトイレの寒さの方が、

当時の私には「まだマシ」だったのですよね。。

 

 

だから、

怒鳴れて恐怖を感じるみなさんのお気持ちも

自分なりに理解しています。

 

 

 

 

 

 

 

妻や子どもなど、

 

「家族を怒鳴る」って、

 

どういうことなのでしょうね?

 

 

 

明らかな悪さをしていないのに

機嫌次第で子どもを怒鳴ったり、

 

一人の大人である妻を怒鳴りつける。

 

 

これって一体どういう事なのでしょうか?

 

 

 

 

 

いつも言っている事ですが、

 

まずはモラ夫自身が

家の中で自分が特権を持っているという

間違った認識をしていて、

 

「相手が妻(子ども)だったら怒鳴っても良い」

 

「自分の言う通りにしない時は

怒鳴ってでも言う事を聞かせて良い相手なんだ」

 

「不機嫌やイライラを

怒鳴ってぶつけて良い相手」

 

という間違った差別をしている事が

原因だと思います。

 

 

 

 

 

さらに、

家族と意見の違いがあった時に

怒鳴るモラ夫について考えると、

 

それこそ「弱さの表れ」であると感じます。

 

 

 

これもいつもお話している事ですが、

 

意見の違いは「単なる違い」であって、

良い悪いや正義不正義の話ではありません。

 

 

 

けれど「自分だけが正しい」と思っている

人物にとっては、

 

「正しい自分に相手が合わせるのは当然」

 

という考えに基づいて

相手を否定したり責めてくるでしょうし、

 

 

DV特有の考えてである

「家族の中で自分は特権を持っている」

という考えを持っているモラ夫にとっては、

 

「家族は自分に従うべきなのに

異なる意見を言うなんてけしからん」

 

的な考えで怒りを発生させるのでしょう。

 

 

 

結果、

 

「意見の違い」によって家族がモラ夫に

怒鳴られる、

 

という事が起きています。

 

 

 

 

家族の中で意見が異なった時、

 

暴力以外の解決方法を取ろうとすると、

むしろその方が様々な「力」が試されます。

 

 

自分の意見をおさえて先に相手の意見を

しっかり聞いてあげる為の忍耐力。

 

 

自分の意見を相手にしっかり伝えて

納得してもらう説明力や説得力。

 

 

自分の考えとは違う意見を

イライラせずに受け入れる精神力。

 

 

相手を尊重する心や、

もっと根本的な優しさや心遣い、

お互い様や譲り合い、支え合いの気持ち。

 

 

 

こういう力の無い人にとっては、

 

「一回怒鳴って怖がれせれば

相手が言う事を聞く」

 

という暴力的な手段は、

 

確かに

手っ取り早い方法ではあるのですよね。

 

 

 

でも、どんなに手っ取り早くても

絶対に選びたくない方法ですが。

 

 

 

 

 

自分が気が済むまで怒鳴って

スッキリして、

 

それで怒鳴る側は良いかも知れませんが、

 

やりっぱなしにされた後の

怒鳴られた側の気持ちは?

 

 

 

怒鳴られた側がどれほど辛く、

怖く、悲しい思いで

心がぐちゃぐちゃになるか、

 

怒鳴られた側に気持ちを考えてみて欲しい。

 

 

 

怒鳴らなくても、

家族なんだから話はちゃんと聞きます。

 

 

怒鳴りながら怒りや不快感を

表現するのではなく、

 

どうして怒っているのか、

何が不快だったのかを言葉で伝えて欲しい。

 

 

そうすれば一緒に考えたり

寄り添う事だって出来るかも知れないから。

 

 

 

願いはただそれだけですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました

 

家族問題カウンセラー

行政書士/心理士

 

佐藤千恵

 

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