私のことは何も言っていないと気付いた~モラルハラスメント | モラハラ/毒親相談対策ブログ 相談実績5000件超の公認心理師/行政書士 佐藤千恵

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光文社女性自身 「モラハラ夫に気をつけろ」
NTTドコモ公式サイトママテナ 複数連載
NHK あさイチ「意外と身近?”モラハラ” 夫が怖い」取材協力
講談社 現代ビジネス 執筆中

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先日初めてのご相談に来て下さった

Aさん。

 

 

結婚以来夫からのモラハラに

苦しめられて数年、

 

現在は子育て中のママさんでもあります。

 

 

 

そんなAさんが初めての相談に

来て下さったきっかけは、

 

ここからさらに数日前に起きた

モラ夫と言い合い

 

(と言っても最後は一方的に

Aさんがモラ夫に責められるだけの

”いつもの構図”となっていた様ですが)

 

でした。

 

 

 

 

 

モラ夫が自分の実家に子どもを見せに

帰省したいと言った日程が、

 

お子さんの行事の日に

被ってしまったのだそうです。

 

 

 

モラ夫が帰省したい日時を

Aさんに伝えてきた時、

 

「あ~マズイ。

子どもの行事があるからその日は無理って

夫に言わなきゃだけど、

 

面倒くさいことになるな~」

 

と、

Aさんは真っ先に思ったそうです。

 

 

そして案の定、

恐る恐るモラ夫に

 

「その日は子どもの行事があるから

無理だと思う」

 

と伝えると、

Aさんのモラ夫は見る見る不機嫌に。

 

 

 

 

ものすごく威圧的で攻撃的な

言い方で、

 

「子どもの行事の方が

子どもと祖父母を触れ合わせる事よりも

重要だと判断した理由は?」

 

「俺の実家よりも優先するべき

行事なのか?」

 

「本当はお前(Aさん)が

行きたくないだけなんじゃないの!?」

 

などなど、

本当に面倒くさい。

 

 

 

ちなみにAさんからお聞きした

お子さんの行事の内容ですが、

 

不特定多数が見られるブログで

具体的に書く事は出来ませんが、

 

数か月も前から様々な準備が

必要なもので、

Aさんやお子さん以外の人も

関わっており、

 

何よりお子さんの為に必要なこと。

 

 

少なくとも私はそう判断する内容の

ものでした。

 

 

 

 

 

正直Aさんも、

 

夫からモラハラを受けながら

共働きで子育てをする日々で、

 

「率直に言えば、

モラ夫の実家に行くくらいなら

家でのんびり休みたいのが本音」

 

ではあったそうです。

 

 

でもこれまでもそうであった様に、

 

Aさんはモラ夫やモラ夫の両親が喜ぶなら

自分は疲れていても夫の実家に

定期的にちゃんと顔を出していたし、

 

(それに対してAさんがAさんの実家に

行くときモラ夫は、

 

「勝手に行けば?

俺は疲れているから行かない」

 

と言う態度だったそうです)

 

 

今回の話し合いの中でも

Aさん自身の感情で行きたくないと

言っている訳ではないのです。

 

 

 

「事実として」、モラ夫が帰省を希望した

日程の中に、

子どもの大切な行事があるから

無理ではないか?

 

と伝えているのです。

 

 

 

 

これだけ話してもモラ夫には

伝わらない状況。

 

 

さらに

Aさんがすんなりとモラ夫の言う事に

従わない事に、

 

モラ夫は明らかにイラついて怒りを

爆発させ始めました。

 

 

 

 

この時Aさんは、

 

なぜかこれまでに無い位、

 

モラ夫のことを他人の様に客観的に

冷静に見ていたそうです。

 

 

 

「この人(モラ夫)とうまくやって行くには、

この人の言う事にただはいはい、って

言っていれば良いんだよね」

 

「でも今回みたいに子どもが絡むことでは

モラ夫の思い通りにできない事もある。。」

 

 

「私、

その度にこれからも

こんなに酷いこと言われて

酷い気分にさせられ続けるのかな」

 

 

 

 

そう言う思いに至ったAさんは、

 

何かに急き立てられるように

 

「誰かに話を聞いて欲しい」

「もう抱えきれない」

 

と感じて、

 

私の所にご相談に来て下さったの

でした。

 

 

 

そして私とカウンセリングをする中で

今回の件を深めて行って、

 

更に気付いたのが、

 

本日のブログタイトルのことでした。

 

 

 

「そう言えば私、

 

もう何年も夫に私自身のことは

言っていないです」

 

と。

 

 

 

「私の気持ちとか、考えとか、

楽しかったこと嬉しかったこと悲しかったこと。。

 

そういう私個人の気持ちとかそう言うの、

もうずっと夫には話していないです」

 

 

 

「私が夫の意見に対して

意見するときって、

 

私自身の事では無く

家の都合とか子どもの都合とか

だけですね。。」

 

 

「家や子どもの都合だから

言っているだけなのに、

 

なぜか私が悪者で

夫は自分が被害者みたいに

私を責めて来る。。」

 

 

「別に今更もう私のことを夫に

聞いて欲しいとも思わないですけれど、

 

これでもし私の都合も言い出したら、

夫はどんなにキレるだろう」

 

 

「それに対して夫はと言うと、

 

家族や子どもの都合は

お構いなしで自分の希望を主張して、

 

それがすんなり通らないとキレる。。」

 

 

 

こんな内容のことを

ご自分で気づきながら話し、

 

深めていったAさん。

 

 

 

自分の配偶者に対して

 

「自分の気持ちや都合は話さない、

話せない」

 

って、

相当な事ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回のやり取りも、Aさんの

 

「私もちえぼぅ先生のブログに

助けられたから、

 

私の経験で先生が必要と思ったことは

何でも書いてもらって構いません」

 

と言うお言葉に甘えて、

 

プライバシーに配慮した上で

記事にさせて頂きました。

 

 

 

このブログを見て下さっている

皆さんの中にも、

 

「モラ夫が自由にする主張や希望を

こちらは受け入れているのに、

 

妻である自分は気持ちや希望など

言いたい事が言えていないし、

言ったとしても夫に受け入れてもらえない」

 

と言うアンフェアな状況を

過ごしている方は少なくないかと思います。

 

 

 

そんな方々の気付きのきっかけになればと

思い、

 

今日は記事にさせて頂きました。

 

 

Aさん、

どうもありがとうございました。

 

 

またお会いしましょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日も最後まで読んで下さって

どうもありがとうございました

 

モラハラカウンセラー

行政書士/心理士

 

佐藤千恵

 

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