人工的な香りから化学物質過敏症を発症し、人生を狂わされた人の事例をご紹介します | 化学物質過敏症 runのブログ

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2017/05/200
人工的な香りから化学物質過敏症を発症し、人生を狂わされた人の事例をご紹介します。人工的に作られた「いいニオイ」の正体。香りがある日突然人生を狂わせてしまうかも。
佐野亜衣子
独特の香りが長時間持続する、米系メーカーの柔軟剤の大流行は、まだ記憶に新しくないでしょうか。
2008年のことなので、早いもので、もう10年近くが経とうとしています。

以降、洗濯用品や消臭除菌スプレーなど、「香り」は製品の売上げを左右する重要項目の1つとなりました。

2012年に発売された、同米系メーカーが発売した、衣服への香り付けだけを目的にした商品は、一時供給が追いつかない程ヒット。
「香り」ブームは更に加速しました。

今では、香りを得る為に販売されている商品は柔軟剤に限らず、嗜好に合わせて製品を買い求められることが当たり前となりました。


日常の家事や生活を、華やかにしてくれた、消費材の「いいニオイ」。
何も知らず、私も楽しんでいました。

しかしその裏では、今までの日常生活が突然送れなくなってしまった人が増加し続けていることを、ご存知でしょうか?

ある日突然発症する、「化学物質過敏症」
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「学校・会社へ行けない」
「家のベランダにも出れない」
「家族が外から帰ってきたら着替えてもらわなければならない」

今までの生活とは一変、自由に生活することが出来なくなり、
しかも一度発症すると完全に回復させることは難しく、一生注意深く生活することを強いられてしまうのです。

苦しい思いをする発症者を、一人でも減らせるように。

今回は、作られた「いいニオイ」の裏に隠されている恐怖について、お伝えします。

次は自分かもしれない、他人事ではない、増え続ける「化学物質過敏症」
室内干ししたら、咳が出るようになった。

先述の「あの」話題の柔軟剤が一世を風靡した2008年以降、消費者センターへの柔軟剤に関する相談が、急増しました。
皆さんはご存じだったでしょうか。

2013年の相談件数は、2008年の4.6倍。
6割が頭痛や吐き気などの体調不良を訴えるもので、うち7割は他人が使用した柔軟剤による被害の訴えだったそうです。

・・室内干ししたら、咳が出るようになった。
柔軟剤を入れて洗ったタオルで顔をふくと、咳が止まらない。
・隣家からの洗濯物のニオイがきつくて家族全員が頭痛や吐き気、窓を開けられずに換気扇も回せない。


いい香り!と言われ、大ブームになった話題商品が、引き起こした知られざるクレームやトラブル。

しかしこれはあくまで一例。
類似商品で、問題になっていないプロダクトも多いでしょう。

今の私たちの生活の中にある、有害なニオイは柔軟剤だけではありません。
有害な、一見「いいニオイ」があらゆる所に立ちこめている中で生活をしています。
ニオイにより化学物質過敏症を発症し、人生を狂わされた人の具体的事例をご紹介します。