歯磨き むし歯予防もほどほどに、化学物質はいらない!! | 化学物質過敏症 runのブログ

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・歯磨き むし歯予防もほどほどに、化学物質はいらない!!       
 
     
 むし歯は、風邪とならぶ一般的な病気です。

むし歯ができる仕組みは、まず口の中にいる菌により、食物から酸ができて歯の表面のエナメル質が溶け出ます(脱灰)。

これは、数十分もすると唾液の作用でアルカリ化されて再石灰化されます。

このバランスが崩れて脱灰の時間が長くなると、エナメル質の内部の象牙質へ、さらに歯髄までむし歯が進行します。
 歯垢(プラーク)とは、菌や食べかすなどが結合したもので、歯の隙間についてむし歯を進め、歯磨きだけではとれなくなります。

 歯周病とは、むし歯と並べられる歯の病気で、歯を支える歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨からなる歯周組織が、炎症により破壊されることを歯周病と呼びます。

 歯磨きを行うのは歯垢を落とすためであって、「歯を磨く」わけではないので、専門家は「ブラッシング」と呼んでいます。

現在では、歯磨剤はほとんど歯垢を落す効果がないし、ブラッシング自体、むし歯を防ぐ効果がないと言われ、歯磨きの目的は歯周病予防に変わっています。

香料や発泡剤により、ブラッシングが不十分でも、よく磨けていると錯覚することも指摘されます。

 歯磨き剤の基本成分は研磨剤と発泡剤で、それに保湿剤、結合剤、薬用成分などが加わります。現在ではほとんどにフッ素が入っています。
・研磨剤:リン酸水素カルシウム、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム等
・発泡剤:ラウロイルサルコシンソーダ、ラウリル硫酸ナトリウム、ショ糖脂肪酸、 エステル等
・保湿剤:ソルビトール、グリセリン、プロピレングリコール等
・結合材:アルギン酸ナトリウム、カルボキシメチルセルロース等
・その他:香料、色素、安定剤など
・薬効成分:フッ化物(フッ化ナトリウム、モノフロリン酸ナトリウム、フッ化スズ)、殺菌剤等

 歯の表面は傷つきやすいので、磨き方によっては表面に傷をつけて、かえってむし歯にかかりやすくします。発泡剤とは界面活性剤のことです。

口腔内で界面活性剤を使用することは、皮膚で使用することよりもはるかに危険です。

口内粘膜からは、界面活性剤を含む有害物質が体内に入りやすくなっています。

また、界面活性剤や殺菌剤を口の中で使用すると、ふつうにいる常在菌が減り、悪性の菌が増えてしまうこともあります。

 フッ素は「むし歯予防の切り札」と言われ、日本では、歯磨きに入れたり、小学校では洗口(うがい)や歯に塗ったりしています。

確かに虫歯予防効果はあるようですが、濃度が少しでも高いと歯が侵食されたり、発がん性の疑い、骨の発育不全、神経系の影響などの健康被害があるとの説もあります。

アメリカなど海外では、子どもにフッ素洗口やフッ素入り歯磨きを使わないようにという動きになっています。

 歯ブラシはできれば豚毛の柔らかいものを使い、合成界面活性剤、薬用成分を使ったハミガキはすぐにやめて、歯磨き剤を使わないで磨きましょう。

もし使うのであれば、石けんハミガキにしましょう。