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モンサントの除草剤「ラウンドアップ」で発がん! 米国でモンサントに約320億円の損害賠償を命じる評決!
農薬大手の多国籍企業モンサントの除草剤「ラウンドアップ」を使用したことで悪性リンパ腫を発症したとして、米国カリフォルニア在住のドウェイン・ジョンソンさんがモンサントを提訴した裁判で、カリフォルニア州サンフランシスコの陪審は2018年8月10日、モンサントに2億8900万ドル(約320億円)の損害賠償の支払いを命じた。
除草剤で末期がんに、米裁判 モンサントに約320億円の支払い命じる陪審評決(AFP、2018年8月11日)
学校の校庭整備の仕事をしていたジョンソンさんは、ラウンドアップを年間20回から30回のペースで使用し、2012年から2回ほど作業中にラウンドアップを浴びてしまったとのこと。
その後、2014年に悪性リンパ腫と診断された。
ラウンドアップの有効成分は「グリホサート」と呼ばれている。
モンサント側はグリホサートに発がん性がないことを訴えているが、WHO(世界保健機関)のIARC(国際がん研究機関)は、発がん性がある可能性を指摘している。
また、2019年2月15日のCNNの報道によると、グリホサートにさらされると、がんのリスクが41%増大するという研究結果を、ワシントン大学の研究チームが発表したとのこと。
食品安全関係情報詳細(内閣府 食品安全委員会ホームページ)
https://www.fsc.go.jp/fsciis/foodSafetyMaterial/show/syu04230220301
除草剤の成分「グリホサート」、発がんリスク41%増大 米研究(CNN、2019年2月15日)
https://www.cnn.co.jp/fringe/35132813.html