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2018/01/078
アメリカで厳しく使用制限されている危険な農薬「スルホキサフロル」が国内で使用許可されることが決まりました。
もはや、全員知らなきゃマズイ「農薬」の話。
安室 和代
アメリカで厳しく使用制限されている危険な農薬「スルホキサフロル」が国内で使用許可されることが決まりました。
もはや、全員知らなきゃマズイ「農薬」の情報。
アメリカで厳しく使用制限された農薬「スルホキサフロル」が国内で使用許可されることが決まりました。
昨年12月の下旬に、農薬に関する重大な動きがあったことをあなたはご存知でしょうか?
今回は、
・モンサントの農薬グリホサートの残留基準値を大幅に緩和する。
・EUなどではすでに規制をかけているネオニコチノイド系農薬の一種である殺虫剤スルホキサフロルを農薬として新規登録した。
ということが大きな変化でした。
農林水産省は12月25日、ネオニコチノイド系農薬の一種である殺虫剤スルホキサフロルを農薬として新規に認可した。
同剤は、ミツバチへの毒性が強いことから、米国では厳しく使用制限され、フランスでも一時禁止とする予備判決が下されている。
国際環境NGOグリーンピース・ジャパン(東京・新宿)も声明を発表し、厳しく批判した。出典:http://www.alterna.co.jp/23389
また今回問題になっている「スルホキサフロル」を「発ガン性」のリスクがあるとして一部専門家が指摘しているとグリーンピースは述べています。
下記はその1つで、科学的な観点から、政府の毒性評価や基準案には問題があるとしています。文章の一部を抜粋して引用します。
「(中略)今回の評価で、スルホキサフロルに遺伝毒性がないにもかかわらず、高投与量とはいえ、ガンの発生を増加させたことは、遺伝毒性がない被験物質の発がん性の危険性を評価する際の新たな問題を示しています。(中略)スルホキサフロルは、(中略)nAchRに対する結合性はラットよりも10倍高いことがわかっているので、人においてはラットよりも強力に何らかの生理作用を有することはまず確実です。これらの背景からスルホキサフロルがDNAに損傷を及ぼさない非遺伝性物質であっても、ヒトでがんを引き起こす危険性はこれまでよりもさらに慎重に評価されるべきだと思います。(以下略)」
出典:http://www.greenpeace.org/japan/ja/news/blog/staff/blog/59727/
モンサントは“F1種”や“遺伝子組み換え”を推進している企業で、海外では大規模な“反モンサント”デモも行われたりしているようですね。
ネオニコチノイド系は、ミツバチの減少・生態系への影響で問題になっているので、ご存知の方も多いと思います。
みつばち
スルホキサフロルが使われる可能性のある野菜や食材一覧
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玄米
小麦
大豆
里芋
山芋
大根
白菜
ケール
京菜
小松菜
玉ねぎ
にんにく
ピーマン
トマト
なす
みかん
オレンジ
じゃがいも
甜菜糖
かぶ
キャベツ
レタス
カリフラワー
ブロッコリー
人参
ほうれん草
セロリ
もも
プラム
いちご
アプリコット
アーモンド
ペカンナッツ
菜種
そのほか果物やナッツなど
参考: http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11121000-Iyakushokuhinkyoku-Soumuka/0000168526.pdf