11:日本の健康に影響が大きい空気汚染化合物とその製品 | 化学物質過敏症 runのブログ

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・柔軟剤で苦しい人が多いので、柔軟剤も調べてみました。

柔軟剤を水で100倍に薄めた中に鉄片を入れて撹拌した後で、沪紙を浸してガラス瓶の中の蒸気を調べました。

洗剤からは検出されませんでしたが、柔軟剤からはイソシアネートが検出されました。

・長持ちさせる別の新技術も大流行です。 

シクロデキストリンといってトウモロコシの澱粉分子ですが、一つずつは籠のような形に中が開いた大きな分子です。

籠の中に香りなど目的の化合分子を潜り込ませて長持ちさせたり、くさい臭いを吸い込ませたりすることが出来ます。

この澱粉分子は無害ですが、細かすぎて使いにくいので間にポリマー原料の単分子で繋いで、長い分子にして売っています。

間をつなぐのにイソシアネートを使ったもの「シクロデキストリン・イソシアネートポリマー」もあります。

・柔軟剤を使った布を、光のスキャンニング顕微鏡で観察して、こんなにきれいなマイクロカプセルを写真に出来ました。

電子顕微鏡でなく、光なので中まで透き通手見えました。

中にも細かい粒がビーズのようにつながって入っているようでした。

さっきのシクロデキストリンポリマーのようです。

香料を2重に包んであり、中のシクロデキストリンの方はごく細かくてはるかに遠くまで飛ぶようです。 

除草剤などの農薬にも使っています。

・自分では使わないけれども外出先で香りが強い所にいて、家に帰ってからも着ていたものが匂うというシャツを顕微鏡で観察したものです。

案の定、マイクロカプセルが付いていました。

その形は、丸みが崩れて凸凹になったり、角張って見えました。

使いたてでは、マールかったカプセルが、劣化してしぼんできたのでしょうか。