第20回シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会 議事録 | 化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 runのブログ

化学物質過敏症 電磁波過敏症 シックスクール問題を中心としたブログです

https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000144315.html
2016年10月26日 第20回シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会 議事録
医薬・生活衛生局医薬品審査管理課化学物質安全対策室

○日時
平成28年10月26日 14:00~16:00


○場所
田中田村町ビル5階 会議室5A(東京都港区新橋2-12-15)
http://www.kaigisurunara.jp/access.html


○議題
・室内濃度指針値の見直し等について
・その他

○議事

○事務局 それでは、定刻となりましたので、ただいまから第20回「シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会」を開催いたします。

    委員の先生方には、御多忙のところ御出席いただき、ありがとうございます。

   本日の検討会は公開で行いますが、カメラ撮りは議事に入るまでとさせていただいておりますので、御理解と御協力をお願いいたします。

また、傍聴の方々におかれましては、静粛を旨とし喧騒に当たる行為はしないこと、座長及び座長の命を受けた事務局職員の指示に従うことなどの留意事項をお守りいただきますようお願いいたします。

   前回の検討会以降、委員の入れかわりがありましたので、御紹介いたします。

   新たに香川委員が御就任されております。

   本日は田辺委員より御欠席の連絡をいただいており、委員の総数12名のうち11名が御出席でございます。

   また、事務局に6月21日付で異動がありまして、化学物質安全対策室長に日下部が着任しております。

   これ以降は議事に入ります。座長の西川先生、以降の議事進行をお願いいたします。

○西川座長 それでは、最初に事務局から配付資料の確認をお願いいたします。

○事務局 それでは、資料を確認させていただきます。

   議事次第

   座席表

   委員名簿

   資料1-1 室内空気環境汚染化学物質調査において検出された化学物質の初期暴露評価・初期リスク評価の結果について

    資料1-2 指針値の見直し候補となる揮発性有機化合物について(案)

   資料2 平成27年度室内空気環境汚染化学物質調査(冬季全国実態調査)

   参考資料1 シックハウス(室内空気汚染)問題に関する検討会の開催について

   参考資料2 室内空気中化学物質の指針値の見直しの仕方等について

   参考資料2別紙 室内濃度指針見直しスキーム

   参考資料3 室内空気環境汚染化学物質調査において検出された化学物質の初期暴露評価・初期リスク評価に係る文献一覧

   参考資料4 指針値の見直しに関する文献一覧

   参考資料3の下に参考資料3の文献を束ねたもの、参考資料4の下に参考資料4に関する文献を束ねたものがあります。

文献を束ねたものにつきましては、著作権の関係や分量が大量にあることなどから、メインテーブルのみに配付させていただいておりますので、御了承いただければと思います。

   以上でございます。

不備などございましたら、お申しつけください。

 

○西川座長 よろしいでしょうか。

   それでは、議事(1)「室内濃度指針値等の見直し等について」でございます。

   まず、前回の検討会から半年ほどたちましたので、室内濃度指針値の見直しスキームについて、共通の理解を持った上で効果的に議論するために、事務局から御説明をお願いいたします。

○事務局 それでは、参考資料2をごらんください。

   こちらは、平成25年の第17回検討会におきまして御了解いただいた「室内空気中化学物質の指針値の見直しの仕方等について」でございます。

   2枚目のスキーム図をごらんください。

   新たに指針値を設定する化学物質の採用に当たりましては、右横の四角で囲った部分にございます居住環境内における全国実態調査等において高濃度・高頻度で検出された化学物質やWHOガイドライン等で指針値が設定されているもの、左横の四角で囲った部分にございます暴露評価等に資する情報などから、対象とする化学物質をリストアップしまして、一番上の四角で囲った部分にございますように、「A.WHO空気質ガイドライン等の指針値を十分に下回っている場合には採用しない」「B.室内発生源の寄与が低いと考えられる化学物質は採用しない」といった点を考慮することとしております。

   その結果、検討対象となりました化学物質につきましては、下の矢印に進みまして、初期暴露評価に続いて、既存のハザード情報をもとに初期リスク評価を行い、これまでに指針値を策定した化学物質の主要な用途・発生源かどうかも考慮し絞り込みを行った上で、詳細暴露評価・詳細リスク評価を行い、室内濃度指針値を設定することとなります。

   以上です。

○西川座長 ありがとうございました。

   委員の皆様方におかれましては、このスキームに従って、御検討いただければと思います。

   それでは、1つ目、初期暴露評価と初期リスク評価についての結果の報告です。

   広瀬委員から御報告をお願いいたします。