無香料生活:やっと見つけた香りの強い柔軟剤等から出る強毒のアレルギー物質「イソシアネート」 | 化学物質過敏症 runのブログ

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2016年4月3日日曜日
やっと見つけた香りの強い柔軟剤等から出る強毒のアレルギー物質「イソシアネート」
2016.04.26追記
 柔軟剤からイソシアネートが発生する実験を行っていますが、3回目は失敗しました。

イソシアネートは非常に取り扱いが難しい物質で、専門家がやってもごく一部の人しか成功していません。

 また、3回目は自宅の玄関で実験したのですが、自宅の玄関が外部から汚染されているのでその影響を受けていることも分かりました。

我家はそれほどひどい環境です。

信頼性がまだ不足しているので、計測器をメーカーでメンテナンスして貰い、実験方法も見直して、再度挑戦します。

 2階のベランダに干した洗濯物を畳んでいると咳が出たり頭痛がするので、洗濯物に飛散したマイクロカプセルが付着しているのでは?という疑いを持っています。

3回目の実験の時に洗濯物を測定してみましたが、検出出来ませんでした。

後日デジタル顕微鏡で洗濯物をチェックしましたが、まだ慣れない作業で、これがマイクロカプセルかな?といった段階です。
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 外で柔軟剤の臭いがすると、部屋の中に居ても咳が出て頭痛がしたり、目がチクチクしたりします。

この原因物質を探ろうと昨年環境分析を行っている3社に問い合わせしました。

 そのうち2社から回答が有りましたが、1社は発生源が特定できていて、分析する成分が特定されていないと測定できないという回答でした。

もう1社は専門家が現場でサンプリングを行う必要が有り、とても個人で依頼できる金額では無いとのことで諦めました。

 その後、知人から測定器を借りられる所の紹介が有り、NPO法人のVOC研究会から測定器を借用し、専門家から測定方法と分析の指導も受けて、自分で測定・分析を試みることにしました。

 結果は、我家の玄関と庭・部屋の外側で「イソシアネート」という職業病で問題になっている、ごく微量でもアレルギーを引き起こし、一旦発症すると量に関わらず存在するだけで症状が出るようになる強毒のアレルギー物質が検出されました。

部屋の窓を開いている場合は、当然ですが室内でも検出されています。

また、同時に庭で微量のシアン化水素(青酸ガス)も検出されました。

 イソシアネートの中でも工業用に一番多く使われているという2,4-トルエンジイソシアネートの毒性について調べると、国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)の国際化学物質安全性カードでは、

吸入   腹痛、咳、吐き気、息切れ、咽頭痛、嘔吐
        症状は遅れて現われることがある。 
皮膚   発赤、灼熱感、痛み
眼     発赤、痛み、かすみ眼 

・工業用のトルエンジイソシアナートは、2,4- および2,6-異性体の混合体(80:20)で、TDI は一般名である。
・喘息の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である。
・この物質により喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと。
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること。