・出典:ダイオキシン・環境ホルモン国民会議
・スイス「コードチェック」の紹介 ―消費者向け製品に含まれる化学物質がわかるデータベース
広報委員会
家庭の中にある製品にも、有害化学物質が数多く使われています。
製品にどんな化学物質を含まれているのか、その物質にはどのような有害性があるのかという情報を調べられるといいと思いませんか。
残念ながら、日本には消費者が簡単に情報にアクセスできるデータベースはありませんが、諸外国では様々な取り組みが行われています。
今回は、スイスのコードチェックというサイトを紹介します。
スイスには、ドイツ語圏向けのコードチェックというデータベース(http://www.codecheck.info/)があります。
2016年末には100万の製品を対象とすることを目指すとされていましたが、すでに数十万もの膨大な商品についての情報を検索することができます。
化学物質の名称はもちろん、有害性だけでなく、環境の専門家やグリーンピース、WWF、ブンドというような NGO などによる「格付け」情報も一緒に提供されています。
パソコン用のサイトでは、化粧品、食品、家庭用品、子ども用品、その他の様々な分野の製品が取り扱われています。
このうち、食品と化粧品については、スマートフォンのアプリもあるそうです。
製品についているバーコードを読み込むと、含まれている成分等の情報が出ます。