紙ナプキンの原料は石油から作られています。
肌に当たる表面体は不織布やポリエチレンのフィルムなど、吸収体には高分子ポリマーなど、防漏材にはラミネート材などが使われていて紙ナプキンは化学物質のかたまり。
紙ナプキンはつけるとひやっと冷たく感じますが、オーガニックコットンの布ナプキンはあたたかく、子宮を守ってくれます。
生理中にずっと使っていてもかぶれることがなく、また大量のゴミも出さずにすみます。
一人の女性がひと月に約20枚の紙ナプキンを使うとすると、年間使用枚数は240個。
日本使い捨ての生理用ナプキンをみんなが使ったと考えると、年間5万トンほどのゴミが出る計算になるそうです。
私は、10年以上、
オーガニックコットンの布ナプキンを愛用しています。
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IN YOUでも話題になったこの布ナプキンは、オーガニック認証を受けた安心の生地で作られています。
オーガニックコットンとうたっていても、生地を洗う工程で化学薬品を使ったりカラフルな色に化学染料を使ったりされているものがほとんどです。
こちらの布ナプキンは、生地を洗う工程で天然せっけんを使い、でんぷん糊を落とす工程ではアミラーゼ酵素を使用。
通常、製織の際には化学糊を使ったり化学糊を落とす洗剤に化学薬品が使用されるのです。
縫製糸までオーガニックコットンを選び、シリコンやワックスなどを使用していません。
通常、縫製糸には効率化のためにシリコンスプレーをかけるなどされるのです。
とことんケミカルな要素を削ぎ落とし、
デリケートな肌の方も安心して使える女性の安心をとことん考え抜かれたナプキン。
実際に使ってみることで身体が喜ぶ、安心する、そんな感覚が味わえます。
SMALL-布ナプキン洗濯風景12
IN YOUおすすめのオーガニックナプキン
また、裁断、縫製、包装など、国内で各職人さんが作っているから、とても丈夫。
国内の職人さんが各工程をした後製品を輸送するので効率はよくないし、一度に大量につくることは難しいものです。
でも、職人さん、スタッフさんのプロフェッショナルな思いがたくさん集まり、心地よい布ナプキンができています。
この布ナプキンを使いはじめてから、月経は軽く、短くなり、血の塊のようなものがなくなりました。
かぶれることもなく、においも気にならない。
長時間外出する時や夜間には肌が触れる部分にはコットンを使用し、高分子吸収剤を使わない紙ナプキンを併用することもあります。
使ってみたいという気持ちが出てきたら、まずは軽い日からはじめてみるのもオススメです。
布ナプキンのもう一つのメリットとは
IN YOUユーザーの中には環境問題に対する関心が高かったり、自分の身体を整えることを大切にしている方が多いかと思います。
なかには、布ナプキンを使うのは「面倒くさい」と思う方もいらっしゃいますか?
布ナプキンを使い始めると「生理が憂鬱ではなくなった」という人はもちろん、「生理が来るのが楽しみ」という人までいるほどです。