2:「無農薬りんご」と「市販の慣行農法のりんご」を食べ比べて分かった皮への残留農薬以上の違い | 化学物質過敏症 runのブログ

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有機酸が豊富!
クエン酸、リンゴ酸といった有機酸が多く含まれ、胃腸の働きを改善してくれたり、殺菌作用なども期待できます。
有機酸は、乳酸を減して、疲れを取り除き、肩こりや腰痛の防止にも効果があると言われています。
風邪をひいたときのみならず、ちょっと免疫が弱まったなと思うときに効果的なんですね。

りんごの皮には、ポリフェノールやペクチンなどの食物繊維も!
リンゴの皮に含まれているポリフェノール、ベクチンは、整腸作用を促し、コレストロールを排出。
活性酸素を抑え、便秘を防ぎ大腸ガンを予防する効果があると言われています。
花粉症などのアレルギー症状を抑える作用、そして、肌を白くする効果もあるのだそう。

つまり、皮ごと食べなきゃ損なんです!

ただし、種には気をつけて
りんごの種には「アミグダリン」という成分が含まれ、加水分解されるとシアン化水素と呼ばれる毒性の物質を発生させる可能性があるため、
りんごを食べるときは、種は取り除いたほうがよいと言われています。

トン単位で食べなければ、体に悪影響を及ぼすほどのシアン化水素を発生させることはないとも報告がありますが、わざわざ頑張って食べなくても良さそうです。

アミグダリンについてはビワの記事でも触れています。
あらゆる慢性病に効くといわれた凄い薬効がつまった「びわの葉」のチカラとは?

びわの葉や生のアーモンドにふくまれるアミダグリンにはがんを殺す抗がん作用があるといわれる一方で、アメリカにおける医療機関での研究ではアミダグリンには「中毒性がある」とされています。事実、未熟な葉や種を一度にたくさん食べた場合は危険を伴いますが、完熟したものですとそのリスクは低下することになります。

同医療機関が発表する、重篤な症状を引き起こしたケースをふりかえると、アミダグリン抽出物単体をサプリメントや薬として一時的に多量に飲んだ場合が主です。
食品として常識的な範囲内で使う分には健康被害の危険性は少ないのではないかと思われます。
びわの葉にとどまらず、何か一つの健康法を取り入れるとき、また何か新しいものを買うときに、必ずやったほうがいいことは、まずは疑ってかかることと、いい面と悪い面、両方を調べることです。

子どもへは種のまま食べさせないようにと注意喚起している人もいます。
無農薬のりんごと農薬りんごを食べ比べして、分かったこと

皮ごと食べたい、もしくは皮ごと食べることに慣れている方が多いと思います。
ただし、残念ながら、無農薬でなければ、皮を食べるのはおすすめできません。

りんごの健康効果以上に、健康被害が気になるからです。

残留農薬を落とす方法は、重曹や50度のお湯で洗うなど様々な方法がありますが、
今回私は、塩とスポンジでこすり洗いをし、一般の農薬りんごと有機りんごを食べ比べてみました。

無農薬のりんごは、実がぎっしり詰まっていて味もすごくバランスがいい。蜜もたっぷり。

しかし、、一般のりんごを切ってみると、皮に残留している見えない化学肥料や農薬のみならず、
果実部分がすかすかで汁も少なかったのです。

もちろん、前回たまたま買ったりんごがそうだっただけかもしれませんが、安心感だけではなく、味にも圧倒的な違いがある・・、と感じました。

実は、その違いを実験した結果により、りんごに含まれる植物ホルモン・エチレン(ガス)が関係しているという研究結果がありました。

“化学合成農薬の使用の有無がリンゴの成分や風味の特徴に影響していることが明らかとなりました。
そして,その違いを制御しているのは,植物ホルモンであるエチレンの可能性が高いことがわかりました。”

エチレンとは、食べ物が腐っていく中で放出される成分のひとつで、
りんごは、特にこのエチレンガスの放出が多く、りんごと一緒にバナナなどの果物を一緒においておくと、一緒においているバナナも腐りやすくなってしまうのです。

この実験をした、農研機構 中央農業総合研究センターは、
エチレン濃度の差がなぜ生じるかはこれからの研究になる、としています。

対して、有機りんごからは、香気成分が顕著に認められ、エチレンとの関連性もあると思われるとのこと。下記は、有機りんごと農薬りんごの香気成分の違いを表したもの。
なんとなく感じる、有機りんごと農薬りんごの違いは、実際に科学的にも証明されつつあることのようです。

健康のために食べるなら、無農薬のりんごを選び、少しづつでも無農薬で栽培するりんご農家さんが増えて安心安全なりんごが広まってほしいと思います。


そのためには今ある本当に数限られた、貴重なオーガニックりんごを作る生産者たちを応援していくことが必要なのではないでしょうか。


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