・8.2.2 その他の活動
スウェーデンとドイツは環境病のための臨床環境医学センターを持っているという点で異例である。
環境病の患者の診察と治療のためのいくつかの”Ambulanz”センターがドイツに設立された。
患者とAmbulanzの医師によって述べられる意見に基づき、少なくとも月に一度は、MCS問題がメディアで討議される。
メディアからの情報で、多くの人々が、環境病になることを恐れて、診察のために自身の医師を訪れるようになった。
スウェーデンのウプサラにある環境労働ストレス・センター(CEOS)はMCS、電気アレルギー、及びストレス関連の病気の人々を治療する。
8.2.3 結論
他のヨーロッパ諸国の環境当局はMCSを知っているが、これに関して何も特別なことをしていない。
スウェーデンとドイツでは保健行政の環境医学部門がMCSに関する公共サービスを行っている。両国は環境病の治療のための臨床環境医学センターを持っており、一般的に人々の間で環境病が知られている。