・出展:化学物質問題市民研究会
情報源:Danish EPA / Environmental Project no. 988, 2005
Multiple Chemical Sensitivity, MCS
Version 1.0 March 2005
Martin Silberschmidt, ms consult
http://www2.mst.dk/common/Udgivramme/Frame.asp?http://www2.mst.dk/udgiv/publications/2005/87-7614-548-4/html/default_eng.htm
http://www2.mst.dk/udgiv/publications/2005/87-7614-548-4/pdf/87-7614-549-2.pdf
訳:安間 武 (化学物質問題市民研究会)
更新日:2005年5月13日
このページへのリンク:
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/sick_school/cs_kaigai/mcs_Danish_EPA.html
デンマーク環境保護局(EPA)は、機会があれば、デンマークEPAの基金を得た環境研究開発に関連する報告書や論文を発表するつもりである。
その刊行は、その報告書の内容がデンマークEPAの見解を反映したものであるということを、必ずしも意味するわけではないということに留意願いたい。
しかし、デンマークEPAはその調査研究がデンマークにおける環境政策に関する議論に貴重な貢献をすると考えて、それらの報告書を刊行するものである。
・内容
科学用語と略語リスト
緒言
概要と結論
1. はじめに
1.1 この報告書について
1.2 情報源
2 歴史、定義、名前、及び他の症状との区別
2.1 MCS、発展の歴史
2.1.1 毒物学的感受性
2.1.2 疾病、病気、症状
2.2 MCSに関する記述
2.2.1 MCSの症状
2.2.2 MCSの定義
2.2.3 MCS、経過
2.2.4 MCSの同義語
2.3 他の症候群及び病気との区別
2.4 コメント
3 MCSに関する会議、ワークショップ、報告書
3.1 アメリカの活動
3.1.1 会議、ワークショップ、専門家報告書
3.1.2 省庁横断委員会:機関横断ワーキンググループ
3.1.3 専門医師組織のMCS問題に対する態度
3.1.4コメント
3.2 カナダの活動
3.3 ヨーロッパの活動
3.3.1 EU 環境総局報告書 1996
3.3.2 イギリス安全衛生長官(HSE)への報告書
3.3.3 イギリス・アレルギー環境栄養医学協会(BSAENM)の報告書
3.4 国連/WHOの下での活動
3.5 結論
4 MCSの事例
4.1 有機溶剤への曝露によるMCS
4.1.1 トンネル工事作業中にガソリン・ヒュームに急性曝露した労働者のMCS
4.1.2 プラスチックへの曝露によるMCS
4.2 農薬への曝露によるMCS
4.2.1 デンマークの状況
4.3 木材防腐剤-ペンタクロロフェノール(PCP)、ドイツ
4.3.1 レントリン(Rentolin)への曝露によるMCS、デンマーク
4.4 屋内環境に関連したMCS
4.5 湾岸戦争症候群 (GWS)
4.6 コメント
4.7 MCSを引き起こす化学物質
4.7.1 MSCに関連する化学物質と初期曝露
4.7.2 複合反応を引き起こす化学物質(引き金物質)
5 発症頻度(Frequency)
5.1 有病率(Prevalence)
5.1.1 産業医学論文中のMCSの有病率(Prevalence)
5.2 罹患率(Incidence)
5.3 環境医師と患者組織による有病率(Prevalence)
5.3.1 患者組織によるデンマークでのMCS発症頻度(Frequency)
5.4 コメント
6 病気の原因と機序
6.1 免疫学的機序
6.2 鼻の粘膜の機序
6.3 神経学的機序
6.3.1 嗅覚-大脳辺縁系
6.3.2 神経性機序に関連する他の機序
6.3.3 脳の機能の変化
6.4 心理学的機序
6.4.1 条件反射(パブロフの条件反射説)
6.4.2 心因性要素
6.4.3 身体化症候群
6.5 毒性誘因耐性消失(TILT)
6.6 臨床環境医学に基づく病気のモデル
6.7 討議
6.8 結論
7 診察と診断の方法
7.1 診察の方法
7.2 MCSの診断
7.3 コメントと結論
8 MCSは当局によりどのように扱われているか
8.1 アメリカとカナダ
8.1.1 法律と認知
8.1.2 結論
8.2 ヨーロッパ
8.2.1 法律と認知
8.2.2 その他の活動
8.2.3 結論
8.3 デンマークの状況
8.3.1 当局
8.3.2 MCSを持つ人々の診察
8.3.3 デンマークMCS組織
8.3.4 結論と勧告
9 まとめ、結論、勧告
9.1 まとめ
9.1.1 目的
9.1.2 MCS の記述と定義
9.1.3 国際的な活動と研究
9.1.4 MCS の症例
9.1.5 有病率(Prevalence)
9.1.6 可能性ある機序
9.1.7 診察と診断の方法
9.1.8 アメリカとヨーロッパの当局によるMCSへの対応
9.1.9 デンマークの状況
9.2 結論
9.3 勧告
10 参照
Annex
Annex A
MCSの定義のための提案概観(Interagency report, 1998)
Annex B
1991年NRCワークショップの3ワーキング・グループの勧告(Interagency report, 1998)
Annex C
1996年MCSの実験的研究に関するNIEHS会議の主要提案(Interagency report, 1998)
Annex D
MCS研究のための勧告リスト(Interagency report, 1998)
Annex E
MCS関連公共活動1979年~1996年(アメリカとカナダ)(from Hileman, 1991)
Annex F
デンマークMCS組織
Annex G
デンマークMCS組織のメンバーによる記述の概要
Annex H
ドイツ環境省と保健省のMCSに関する活動の概要(from: Umweltsbundesamt fur Mensch und Umwelt, Dr. J. Durkop, Berlin, 2001)
runより:再掲載ですがご覧の通りとても長いです。
前PCに残っていた資料が吹き飛んだので新しい記事が無いときはおさらいが多くなります。
保険適応前の物ですが基礎的な物なので掲載します((。´・ω・)。´_ _))ペコ