手順 測定開始前
- (1) 測定開始前に、まず、すべての窓と扉(物入れなどの扉を含む)を開放して下さい (30 分間換気します)。
- (2) その後、外気に面した窓、扉等を閉鎖し、部屋の扉も閉めます。この時、押入れ・ クローゼットなどの扉は開放のままにしておきます。窓、扉を閉めて 5 時間以上閉 鎖します。
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試料採取時刻は、任意の時点で開始し、原則 24 時間採取とします。
(24 時間以上でもかま いません。)採取開始時刻と終了時刻を記録して下さい。あわせて測定開始時と終了時の部屋 の温度と湿度の記録をお願いします。
測定終了後
(4) 保存容器に入れ、アルミホイルで包んでください。
(5) 測定終了後、サンプラーと記録用紙を忘れずに、測定機関まで直ちにクール便でお送 りください。(2) 入居後に室内の環境濃度を知る場合や環境濃度が気になる(自覚症状がある)場合のデザイン
居住状態(日常生活状態)での化学物質濃度を把握する為の試料採取方法を示します。 この場合は住居者自身が行うことが多いです。
方法は拡散型サンプラー(有害物質の拡散の原理を応用した)を用いてサンプリングします。 ポンプを用いないために小型で、軽量、騒音がありません。
通常の生活の状態を想定して 24 時間測定して下さい。