イソシアネートの危険性について | 化学物質過敏症 runのブログ

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・津谷 裕子さんが写真3件を追加しました。 
厚生労働科学研究費補助金(化学物質リスク研究事業)分担研究 総合研究報告
家庭用品から放散される揮発性有機化合物/準揮発性有機化合物の健康リスク評価モデルの確立に関する研究--

室内空気汚染物質定常型放散源の定量的スクリーニングならびに呼吸器暴露評価手法の開発
田原麻衣子、神野透人、香川聡子
国立医薬品食品衛生研究所生活衛生化学部、名城大学薬学部、横浜薬科大学薬学部
H27 非意図的に暴露される可能性があるモノマーのポリウレタやプラッスチッック家庭用品に広く用いられているイソシアネート
 身のまわりの多種類の製品からイソシアネートが検出された研究報告書です。

製品原材料として表示されて居なものです。

温度を上げると別種のイソシアネートも検出されました。

ということは、ポリマーになったイソシアネート、ポリウレタンになったものが、非意図的分解で多種類のイソシアネートを放散するということです。分解条件によってはオリゴマーも放散されるでしょうし、米国の工業衛生会ではポリウレタンを切る作業で多様なオリゴマーが発生すると知らせています。

オリゴマーやモノマーでも標準試料がある11種類以外のイソシアネートは、イソシアネート基にして分析するしか検出できませんが、日本にはその分析に必要な試薬の輸入もありません。

赤外線吸収分析でイソシアネート基を計れますが、感度が不足で健康に影響する低濃度の物は計れません。

ウレタン製品や、イソシアンートを原料に含む製品を使うことは化学物質過敏症を起こす可能性が高いので注意しましょう。その症状が出始めたら、身の回りにイソシアネートを使っている製品を見回して取り除きましょう。